ーーーー※クルーカー視点ですーーーー
晴天の中、いつものメンバーで、いつものように演奏の練習をする。
数時間後、演奏の練習が終わり、帰り際に、
「なぁ、演奏は良いんだけど…何か足りないような気がするんだよな、ほら、盛り上げられるドラムとかボーカルとか、…いないなぁと思って…」
と、サイモンが言った。
「確かに…」
と一同が口を揃えて言う。
その時ガーノルドが何か思いついたのか
「なぁ相棒、俺らで作ってみないか?演奏できるロボットを」
と言った。
「え、そんなの僕達に作れる訳ないよ」
急すぎる発言に僕は拒否をした…………のだが、思い立ったらすぐ行動に移してしまう性格のガーノルドには逆らえず、無理矢理手を引かれ家の中にある作業室に連れて行かれた。
作業室の床には沢山の設計図が散らばっている。
今まで設計図だけ作って没になっていたんだからどうせ今回だってすぐに作れなくて諦めるだろう。
僕はそう思った。
だが今回のガーノルドは一味違かった。
やる気に満ち溢れている表情をしていた。
ーーーーーーーーーーー2話に続く…→
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