醜い俺は恋を知る

眩しい

目の前がチカチカする

ここはどこだ？

｢潔さん！起きたんですね！｣

｢身体の様子はどうですか？｣

病室か？

またか

｢大丈夫です。｣

｢いつ退院できそうですか？｣

できればはやく退院したい。

なぜあれで死ねない？

｢1週間くらいですかね…｣

｢もう飛び降りるとかやめてくださいよ！？｣

うるさい…

俺のなにがわかるの？

｢はい、すみません｣

親はどうせパチンコとギャンブルだろう。

なんで俺なんて産んだんだよ…。

ﾌﾟﾙﾙﾙ  ﾌﾟﾙﾙﾙ

電話か…

今更なんだよ

｢はい｣

｢おい！お前飛び降りたのかよ！？｣

だるい。俺に関わってんくなよ…

なんでこんな俺に構ってくんの？

凛は俺と一緒に居ていい人間じゃない。

俺とは離れた環境で過ごして欲しい。

｢関係ないでしょ？｣

｢関係あるに決まってるだろ…｣

｢お前はなんで俺を頼らないんだよ…!!｣

頼ってもなんの意味もなくない？

凛も皆と同じでめんどくさいとか思うんでしょ？

分かりきってることするほどばかじゃないよ。

｢俺と関わんないで。｣

｢は？なんでだよ!!｣

｢じゃあね｣

ﾌﾞﾁｯ

終わりです！

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続きあります