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友達『ねね.ᐟ.ᐟ りた.ᐟ この場所に行けばEdenに逢えるらしいよ.ᐟ』
夢ノ咲学院に通っているオタクの友達ならめっぽう嬉しいだろうが、
自分は秀越学園に通っているし、何より家に帰れば双子の兄こと七種茨がいる。別に興味なんてない。
凛多『別に。興味ない。』
友達『そっか…お兄さんがいるもんねー』
でも漣さんや巴さんには逢う機会はない。
そう考えればいいのかも知れない。
凛多『まぁ行って見る』
友達『おー!待ってました!』
────────────────────凛多『……』
風が優しく吹いていて、草木は青々しい色をしている。
ここに茨やましてやEdenが居るわけない。
凛多『……え』
漣立つ海岸から楽しげな声がする。
茨『……凛多?どうしてここが?!』
凛多『別に…学校帰りに寄っただけだし』
茨『そうならいいですけど』
凛多『…茨ってEdenと居る時は楽しそうだよね』
茨『待ってますよ』
凛多『…は?』
茨『貴方がいつか見つかると望んでいた楽園(Eden)がね』
凛多『…どういう…』
茨『簡単な話です。Adam及びEdenに入らないかってだけです。どうします?』
凛多『…入る』
茨『その答えを待っていました!』
そう言って茨は自分の腕を引っ張ってみんなのところへ行く。
凛多『ちょっと?!なにして…』
茨『逢われないのですか?』
凛多『…?』
茨『閣下、殿下、そしてジュンに』
凛多『別に、閣下とは時々逢ってるし…』
茨『Eveの2人とは…?』
凛多『………』
茨『ほら、行きますよ』
────────────────────日和『茨は弟にまで敬語なんだね?』
凪砂『それ、思った。』
茨『まあ家では敬語外してますよ』
凛多『というか敬語とタメが反転する』
ジュン『え、なんか意外っすね?』
茨『そうですか?喧嘩する時は絶対敬語ですよ?』
日和『聞いてないね!』
凛多『落ち着いて、』
凪砂『Adam及びEdenに勧誘したのは茨?』
茨『はい?そうですが?』
日和『どうして?』
茨『自分の弟でもある七種凛多は秀越学園に通っており、自分と同じ3‐S組に在籍しています。そのアイドルとしての実力は秀越学園内で1、2を争うレベルです。』
ジュン『流石特待生…』
日和『ジュンくんがそれ言って悲しくならない…?』
ジュン『別に…』
凛多『まあ…』
茨『凛多が加わりEdenは5人体制になった訳ですが…』
茨『スケジュールが大きく変わるので皆さんにも働いてもらいます』
日和『は?』
茨『は?じゃないです。働いてください。』
凛多『なんで茨なんかに…』
茨『黙って言うことを聞きやがれ愚民』
凛多『誰かその口を開いていいと言いました?』
茨『いいえ?』
凛多『じゃあ開くな傲慢兄貴が』
茨『誰がひたすら懺悔する弟の言うことを聞くんですか?』
凛多『口開くなっつたろ傲慢兄貴』
日和『喧嘩は止めて欲しいね?!』
凛多『さーせん』
茨『じゃあ働いてください』
凛多『分かったよ…』
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