もっと心配して。

ワンク

BL

凪玲王

地雷通報❌

---

國神「おい！玲王！！、」

「もういい加減にしてくれ、」

玲王「…」

國神「なんでそんな事するんだ、？」

玲王「…」

國神「っ、すまん、お前にも事情があるよな、」

「もう自分で解決でもなんでもしてくれ」

---

風呂場での凪との出来事から5日以上が経った。

俺は凪からもっと心配されたい。という願望が強くなっていた。

だから生活も変えた。

飯は食う量を減らしたし、睡眠時間も削った。

時には食ったものを吐いていた。

これも全部凪の頭の中が俺でいっぱいになって欲しいから。

---

國神「…俺は寝るな。」

玲王「あぁ」

p.m.22.46

凪今日はいるかな。

あれから夜遅くに風呂場に行っても凪を見かけることは無かった。

でもお目当てはリスカだったから別によかった。

ガチャ

玲王「え、凪？」

凪「…」

玲王「今日も寝てて風呂入るの遅れたのか？笑」

凪「ううん、玲王を待ってたんだ。」

玲王「え、俺、？」

凪が俺のために寝ないで待ってたってことか？

ちょーうれしい、

凪「玲王、俺たち少しのあいだ関わるのやめよ」

玲王「…ぇ、？は、え、？」

凪「もちろんW杯の夢は」

玲王「やだやだやだやだやだやだ、！」

「そんなの絶対に嫌だ、！」

凪「玲王落ち着いて、俺たちの為なんだ」

玲王「やだやだやだやだ、！、」ぐずっ

「凪は俺の事どうでもいいのっ、？！

心配してくれないんだ、！」

凪「ちがっ」

玲王「俺最近体重が減り続けてるんだ、！

この前なんか練習中に倒れたんだ、！」

「もっと心配しろよ、！、」

凪「それは、！」

玲王「凪なんてどうせ俺との約束覚えてないんだ…、！」ぐす

凪「いい加減にしろよ！、」

「黙って聞いてたら…

全部玲王が悪いんじゃん、！、」

玲王「は、？、」

凪「國神から聞いたよ、玲王のこと」

玲王「、は、」

凪「俺たちが風呂場であった日から、

ご飯抜いてたんだね

睡眠時間減らしたんだってね、

トイレで自己嘔吐してたんだね」

玲王「ぃゃっ、ちがっ、」

凪「違う？そんな事ないでしょ」

玲王「本当だって、！本当に違うんだって、！」

「俺の事を信じてくれないのか、？！、」

凪「…玲王も」

「俺の事信じてないよね」

玲王「そんなことっ、！、」

凪「嘘つき。なら腕まくってみてよ」

玲王「っ、」

凪「跡増えてる」

凪「約束したのにね」

    「俺は玲王との約束忘れてないよ。」

　  「W杯とることも

       一緒にいることも

       リスカをしないってことも。」

玲王「ごめっ、」ひぐっ

凪「…しばらくは関わるのやめよ。」

玲王「だからやだっていってんじゃんっ、！、」ぐす

      「この前言ってたくせに、！俺から離れな   　      いって、！、」

      「なら俺から離れていかないでよ、！、」

凪「…ごめん」

---

ぐすっ、ふっ。う”っ、

全部バレてた。

全部全部、凪にバレてた、

バタッ