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二次創作です。
ご本人様には関係ありません。
某実況者様のお名前をお借りしています。
誤字脱字等あるかもしれませんが、
温かい目で見守ってくだされば幸いです。
尚、ご指摘等は程々に宜しくお願いします。
模擬戦は最後にらっだぁとゾムさんが一対一で戦い、激闘を繰り広げた末…らっだぁの勝利という形で集団模擬戦は幕を下ろした。
「くぅ〜そぉ〜っ!!」
「負けたかぁ、いやぁ…勝てへんわぁ!!」
「いやいや、結構危なかったから…」
もうすっかり仲良しになっている。
…みっどぉは大丈夫かな。
集団模擬戦の途中から特に“くっついてた”みたいだし。
きょろきょろと見回してみるが、それらしい人影は見当たらない。
すると、同じようにきょろきょろしている人物がいた。彼は確か…“コネシマ”さん。
きょーさんを相手に戦ってた人だ。
「なぁなぁ!そこのにぃちゃん!!大先生ぇ見いひんかった!?」
「大先生…鬱先生のことですか?だとすると僕は見ていないですね。僕からも質問したいんですけど、みどりくん見ませんでしたか」
「ん〜、見てへんなぁ…」
「ありがとうございます」と返し、コネシマさんが別の誰かに聞き込みに行ったのを見てから 地面に伸びる自分の影を靴先で軽く叩く。
トントン…
すぐにオレンジ色の可愛い“お友達”が顔を出して、手を振ってくれる。
「急に呼び出してごめんよ、みっどぉはまだ“ココ”にいる?それとも“アッチ”??」
身振り手振りで伝えてくれた内容はあまり笑っていられない程に深刻だった。
「ふむ…その“深さ”だと俺は助けにいけない」
「もっと深かったらええんですか!?」
「えっ!?あ、はい!!」
驚きで振り返ると、談笑し合っていた全員がこちらの様子を真剣な表情で見守っていた。
…いつのまに……
「コンちゃんが“そーゆーの”に詳しいとは知らんかったわ…水臭いで?」
「みどりくんは無事なの?」
「みんなで助けに行ける??」
「シッマが詳しいのも意外なんやけど…」
「大先生はヘーキなん!?」
「どこにおるんですか!!」
「教えて下さい…!!」
勢いに圧倒されつつも頷き、みっどぉと鬱先生が連れてかれた時に使われた“歪み”を探す事を手伝ってもらった。
「景色が少し歪んで見えるところがあるはずだからそこを2人組をつくって探してほしい。だけど絶対に近づかないで。引き込まれそうになったら大声で知らせて?」
「「「「「「「「「ハイっ」」」」」」」」」
1人で探すのと複数人で探すのとでは大きな差があり、1時間もすれば“歪み”を見つけることが出来た。
「よし、いこうか」
「っと…その前にみんなコレ持ってってや!」
手渡されたのはすごく精度の高い護符だった。
白い長方形の紙に、特別なインクで文字が描かれている。
俺はこういうの出来ないから羨ましいな…戦闘しか出来ないんだから、シャキッとしなきゃ…みんなを守るんだ……
1人そう意気込んでいると、ポンッと誰かに軽く肩を叩かれた。
「…レウさん」
「コンちゃん、あんまり気負わなくても大丈夫だよ!みんな自分のキャパはわかってるから」
「リラックス〜、深呼吸してー」と穏やかに笑ってくれるレウさんに、肩の力がスッと抜けて思わず笑いが零れる。
「手が震えてるよ?」
「こ、怖いものは怖いからね!!」
どうも、チェシャで御座います。
次回から引き摺り込まれたみどりくんと鬱先生のお話でございます!!
結局あとがきがないと締められないので、
あとがきは書く事にしました( ̄▽ ̄)
また次回お会い致しましょう。それでは。