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以下、人を選びすぎる内容
レダーがかわいそう、帰ってない。
いろんな人が出る
夕コ✕レダー
そこにはいつも、何も見えなくて、何もできない可愛いあたしのレダーがいる。
あたしが近くにいることも、声をかけないと気付かないし、あたしのせいでボロボロになった体とポッキリ折れた心、もう動く力も抵抗する気力すらないレダーを見て興奮する。はじめは抵抗してたのに、まあ、どっちも可愛いからいいけど。
ひどい刺激臭がする。自分で歩けないから、トイレなんて行けないよね。シーツに液体が伝って、床に垂れてる。お掃除しないとね。
「レダー、ただいま。」
一言も話さない、けど耳はちゃんと聞こえてる、あたしを探しているかのように肩を動かして…はあ、かわいいんだから。 でも服が汚れちゃうからなでるだけ 、まだ抱いてあげない。きれいにしてからね。 ちゃんとご飯はあげてるから、体重もしっかりしてるから健康的な体重、手足の包帯を取って、濡れたシャツとビチョビチョな目隠しをとって、風呂に入れてやる、あったかいお湯で体を流してあげる、レダーの虚ろな目がふと鏡をみて、鏡越しにあたしの目をみる、目を合わせてみたら、速攻で逸らされた。なんで?恥ずかしいのかな?
綺麗になったレダーに服を着せて、綺麗にしたベットに座らせる、あたしがいないとき、あたし以外の物をみないように目隠ししてたから、もう目隠しはいらないね。
『おかえり、ゆうこ。』
「ん、ただいま。」
目隠しから解放されたレダーが、じっとあたしのことを見つめてくる、ぎゅっ、と優しく抱いてやれば、あたしの肩に顔を埋めて動かない、2日も空いちゃったから寂しかったのかな、さわれないから、本当にあたしがいるのがわかんないのかも。さっき体触ったけど。よしよししてあげれば、ぎこちなく動いて、ちらりとこっちを見てくる。
『…何日たった?』
「2日、おなか減ったでしょ、なんか食べようね。」
『ん、』
レダーから離れて、キッチンへ向かう、あたしが許さないから、レダーからはキッチンにいるあたしは見えるはず。ぼんやりとあたしを眺めるレダーがかわいくて仕方ない、2日分おなかは減ってるはずだから、いっぱい食べさせないとね。
外で適当に買ってきたごはんをチンして、レダーの隣に座る。あたしがレダーの口元まで運んで食べさせる。ちゃんとレダーのペースに合わせてあげて、ゆっくり食べさせる。
『俺のこと赤ちゃんだと思ってる? 』
「え?そんなもんじゃない?一人じゃ何もできないし。」
『俺38なんたけど…』
「大きい赤ちゃんね。」
ごはんを1時間くらいかけて完食、無理矢理レダーの頭ををあたしの膝の上に乗せて、膝枕中。
幸せすぎる生活が永遠に続く、レダーの頭を撫でて、そう言えば包帯巻き直してないな、今思い出した。
「包帯巻こ、傷口に菌入る。」
『はあーい』
レダーを膝から下ろして、救急箱から包帯をいくつか取ってくる。抵抗してた頃、逃げようとしてから手足切っちゃったけど、割と不便かも?あたしにさわれないし、不満かな。なんて。
包帯を何個か手にとって、レダーの手足に巻いてやる、ちょっとずつ傷口が閉じつつあるけど、包帯巻いてたほうが興奮するからこれでいいや。
「はい、終わり。 」
『ありがとう』
きっと、この街だったら救急隊に治療されてしまえば元通りなんだろうなあ、なんて考えたら名残惜しくなってきて、包帯が巻いてある所を撫でる。あたしがいないと生きていけない可哀想なレダーが可愛いから、ずっとこのままでいてほしい。
「レダーはさ、このままでいいの?」
『いいよ、俺にはもう夕コしか頼れないし。』
なんて、あたしを見上げて微笑むレダーを見て、思わず口付けた。やっぱり、そうだよね。俺がいないと何もできないもんね。
今日も明日も、永遠に俺にすがってくれますように。
もうすでに諦めちゃったレダー。
夕(→→→→→→)→→→→→♡←←←レ
多分このレダーは攻めになれない