初めまして、AlIceです。ありすとでも呼んでください🙌
AlIce(ALICE)のAIが大文字、LCEが小文字です。
LとIがややこしいので覚えて頂けますと嬉しいです!
初投稿なので多めに見ていただけると嬉しいです💭
注意
irxs様より水×白
少々残酷な描写あり
3話完結
nmmnとなりますので苦手な方はお引き取りください。
白 side.
白「んん〜……恋人欲しいよぉ……」
赤「初兎ちゃんまたそれ…?最近ずっと言ってるよね?」
白「だって彼女おらん知り合いりうちゃんしかおらんのやもん…」
暇だから来い、と半ば強制的に連れ出してきたりうら。
2人で居酒屋にて、愚痴会をしている。
白「ぁ”ー、恋人欲しいよぉ……」
赤「んもー……」
愚痴会、というかほとんど僕の恋愛相談会。
顔を顰めながらも聞いてくれているりうらには感謝しかない。
が、しかし、こいつ。
赤「りうらさー、彼女はいないけど、そのぉ……」
赤「かッ、彼氏は居るからね!?」
白「おぉ、いきなりの大声……」
照れ隠しだか何だか知らないが、
その声量で叫ぶことでは無いと思う。
そこら辺の女どもが全員、りうらに注目をしている。
赤「ぅあ、……見られてる…っ…?」
白「当たり前やろ…」
…まあ、そう。
こいつ、付き合っている彼氏がいる。いやがるのだ。
こいつに、彼氏が。
白「はぁ〜〜……幸せそうでいいですね!!」
赤「えぇ、拗ねないでよぉ……しょにだが呼んだんじゃん、」
白「あー、もううるさいうるさい!!恋人欲しいっ!!」
赤「んーー、もう!!!」
自分でも本当に子供だな、
と思うのだが。
欲望には逆らえるわけない。
恋人が欲しい!
ただそれだけ。その為だけに、ここまで駄々を捏ねている。
…と、怒ったのか呆れたのかわからないがりうらが口を開く。
赤「そんなに恋人欲しいならアプリでも使いなよ…」
赤「最近色々あるじゃん、あれ使いなよ。」
白「んぅ〜……でも、…ん…なんか怖いやん…」
アプリは実際少し考えた。
考えたのだが、…やっぱり少し怖い。
とか考えていたら。
赤「怖い…?でも、りうらも彼氏はアプリで意気投合した人だよ?」
白「ぇ、は!?マジで!?」
まさかの発言が飛び出る。
白「あのビビリのりうちゃんが!?」
赤「な、酷い言い草…」
赤「…ま、そうだよ。最近話題なんだよねー、このアプリ。」
そうやって見せられたスマホの画面。
白「…お似合いの人をAIが自動で…?」
白「よくあるやつやん、これ。」
赤「…って思うでしょ?実はこれ、他のやつと全然違うの!」
赤「何が違うのか…とかはあんまり説明できないんだけど。」
赤「でも、これめちゃめちゃいいんだよ!お相手との相性最高なの!」
白「ほーん…?」
熱弁を始めるりうらを前に、運ばれてきたパフェを頬張る。
白「ん!これ美味しいで、りうちゃんも食べる?」
赤「いや、りうら流石に間接キスは…」
赤「って、初兎ちゃん全然聞いてないじゃん!!」
白「ん〜、マチアプはやっぱ怖いんよ…」
赤「えぇ〜……?ん〜……まあそうかなぁ…?」
白「りうちゃん誰か紹介してや〜!!」
赤「ん〜……えぇ…」
赤「俺…彼氏にゾッコンだしな…」
困ったように眉を下げるりうちゃん。
その顔が癪に触ったので、空いている口にパフェを突っ込んでやる。
白「おりゃっ!!」
赤「んぐっ、!?は、ちょ、……!!」
赤「おれ、間接キスは…!!」
がたっ、と大きな音を立ててりうちゃんが立ち上がる。
と、同時に少し離れた席の男性も立ち上がる。
あ、あれ監視してる彼氏か。
なんて今更ながらに気づく。
白「ふんっ、ラブラブやなほんまに!!」
赤「な、な……」
白「僕が口つけてない部分を新しいスプーンで掬って突っ込んだだけや!!間接キスじゃありません!!」
赤「……はぁ…。」
白「あーあ、僕も付き合いたいって!!」
コメント
2件
こういうの大好きです! フォロー失礼します!
この作品好きすぎます、、! 続き待ってます❕💧