外巧内嫉。 表面上は巧みにとりつくろっているが、内心ではねたんでいること
しろにき ⇒ しーどにき
⌒
「 ぼびちゃん も う飲めないん ?笑 」
『 いやいやまだ行けるわ、馬鹿にすんなて。 』
「 うぇい、イッキ、イッキ。 」
おいおい落ち着けて俺。同級生(恋人)がその相棒と話しとるだけじゃけぇ、なんも嫉妬することないやろ。うん。俺の前ではそんな楽しそうな顔しねぇよなとか思っとらんわ。
『 ん ゛ … 、シード飲まんの ?笑 』
「 おいおい 新人 いびりは 良くないじゃろ 。 」
「 コミュニケーションだよなっ、ぼびー笑」
優しいんよなぁ、しろせんせー。じゃけんなんか、そんな剥き出しに出来ねぇよ。
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「 ぼびちゃぁん …、家泊めて… 」
『 俺も帰ったらもう寝るから、無理やわ、 』
「 けちぃ、 熱い夜を過ごすんじゃないのぼびー… 」
『 そんなこと言っとらん、 くっつくな、 』
はい、おれぷっちーん来ましたよ皆さん。
俺恋人なんですけど、なんでこんなイチャコラ見せつけられんといけんのじゃ。
「 ニキ 、はよう 家入れろや。今日俺んが泊まる予定じゃったやろ。 」
『 あ、? そうなん? ほら、ニキ、 』
「 はいはい、 めんどう… 」
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肌と肌の触れ合う音が響く。
「 し、 ゛ ッ ど ♡♡ ごめん、って ぅ、っ♡♡ 」
「 いやいや、謝罪とか求めとらん。 教えたってるだけじゃ。 」
そう、俺は。この俺のものに名前を書いているだけ。まさにそんな状況で謝られても、困る。
「 は ゛、 ッ はぁ ゛ ッ ぁ♡♡ 」
「 ぁ、いく。 いくよなぁ? お前 。 」
ニキはいくときぎゅっと目を瞑り少し苦しそうな、気持ちよさそうな顔をする。
「 ほら、 さーん、 にーい、 いーー、 ち 」
「 ん ぉ ゛ ぁっ、 は ゛ ♡♡」
教育の賜物か、ニキはカウントダウンをするだけでそのタイミングに合わせ 達する。
一種の芸。
「 熱い夜、 過ごすんじゃろ。 」
くそ、みたいな顔を見て俺を見るこの……王子?というのだろうか。それが愛おしくてたまらない。
コメント
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リクエスト答えていただきありがとうございます!とってもよかったです!!!