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☆
女は金で釣れる。でも、男は?
男は簡単に金では釣られない。
そんな男が私は好きなんだ。
特に【辻本 拓海】。
彼は、動じない。
金でも、言葉でも。
そんな彼を気に入っている。
私は、ふと思った。
[私のモノにする。]
土地の様に、彼を自分のモノにする。
自分のモノにして、沢山彼と遊ぶ。
そんな事を考えていたあの日、
彼は私に声を掛けてきた。
☆
拓海[……あの、]
ハリソン[……はい?。]
拓海[この土地の所有者について調べたんですが……]
ハリソン[……]
☆
彼から話しかけてくるとは。
彼は私の脳内を見ているのか?
私は彼の話を聞いていた。
耳元で囁かれた。
帰る時、彼に話しかけた。
☆
ハリソン[拓海さん…。]
拓海[あ、はい。]
ハリソン[。この後、空いてますか?]
拓海[……この後、。、]
ハリソン[無理して空けなくて良いです。]
拓海[空いてますよ。]
ハリソン[……ッ!]
☆
特に何をするか考えていない。
ただ、彼と一緒に居たい。
☆
拓海[……何するんですか?]
ハリソン[……私の家に。、]
拓海[、。分かりました。]
☆
家に誘ってしまった。
彼は私の部屋着に着替えて居た。
ダボッとした袖は可愛く思え、
ベッドに横たわる彼を見つめていた。
襲おうと思ったが、私の何かが
【駄目】と言っていた。
ウイスキーを片手に持ち、
口の中へ運ぶ。
彼は目を覚ました。
薄い声で[、水を注いでくれませんか]
と言ってきた。
眼鏡は落ち、ちゃんとした目が見えた。
水を注ぎ、水入りのコップを渡すと
コップに優しく下唇を乗せ、水をチビチビと飲んでいた。
微かに動く喉仏。
視線をこちらに向け、【ありがとうございました。】と言い、帰る準備をしようとしていた。
立ち上がる彼をソファーに強引に横たわらせた。
腕を引っ張り、ドンとソファーに頭をぶつけていた。
☆
拓海[……なんですか?]
ハリソン[…ごめんなさい。、]
拓海[……ッふふ。]
拓海[大丈夫ですよ。]
☆
彼はこんな状況でも敬語を使い続ける。
そんな彼を見て、私の何かが
プツンと音を立て切れた。
服を脱がせ、
抵抗する彼の腕をガッチリ掴み、
挿れようとした。
☆
拓海[……辞めてくださいッ、。]
ハリソン[……嫌です。、]
拓海[……離してください、。]
拓海[…、。ッ]
拓海[、…怖い、…、です。]
ハリソン[そんな可愛い顔するからですよ。]
ハリソン[嫌々言ってる子供みたいで、… ]
拓海[…私は貴方を…、。]
ハリソン[……それ今関係ないですよ。ね、]
☆
彼は話を逸らし、ずっと抵抗を続ける。
じたばたと足を動かして。
私はもう我慢出来ずに彼に挿れた。
☆
拓海[あ゛ッ、……]
ハリソン[……我慢しないでください。]
ハリソン[快楽に身を委ね、ただ]
ハリソン[喘いでたら良いんです。]
拓海[……そんな目の前でッ、。]
拓海[恥さらしみたいで恥ずかしいッです、]
ハリソン[私は気にしませんよ。]
拓海[……でもッ、]
ゴリュッッッッッ
拓海[あ゛ぅッ、ん゛♡♡]
ハリソン[、。私は……]
ハリソン[貴方と組めて本当に良かったです。]
拓海[……あ゛〜ッ♡♡]
☆
彼の性器から溢れ出る白い液。
私のソファーがベトベトになった時、
彼は私に向かって謝ってきた。
☆
拓海[……ごめんなさい、ッ]
ハリソン[何故、謝るのですか、。?]
拓海[……こんな汚しちゃって。、]
ハリソン[いいんですよ。、]
ハリソン[これは、快楽に身を委ねた証拠です。]
拓海[……、。]
☆
これは私が育てあげた。
これは私のものだ。
そんな彼は口から涎を垂らし、
ソファーのクッションをギュッと握っていた。
彼はこちらを見続けていた。
☆
拓海[……あの、ッ、……]
ハリソン[……はい?]
拓海[……疲れました、。 ]
ハリソン[……そりゃあ疲れるでしょうね]
拓海[……泊まってっても良いですか、?]
拓海[……、]
拓海[…ごめんなさい。失礼な事を……]
ハリソン[……良いですよ。]
拓海[……、。ありがとうございます、]
☆
拓海[ふあ゛ぁあ゛、……♡♡]
ハリソン[……大声出したらバレますよ、]
ハリソン[空き部屋でャってるんですから、]
拓海[あ゛ッ、♡♡///]
☆
部屋でャって、寝って、
彼に誰か近づいて、話しかけた時、
私は嫉妬している。
彼の事が好きだから。
☆
拓海[……どういう関係なんですか、]
拓海[……俺、さすがにもうャりたくないです。]
拓海[特に付き合ってもないし、]
拓海[セフレって訳でもない、。]
拓海[……どういう関係なんですか、]
ハリソン[……]
拓海[……答えないんだったら帰ります]
ハリソン[……最高傑作……]
ハリソン[……貴方は私にとっての最高傑作。]
ハリソン[可愛くて、金では動じない。]
ハリソン[そんな貴方が好きなんです。]
ハリソン[……ごめんなさい。]
ハリソン[こんな急に。]
ハリソン[……でも、気になったんですよね、]
拓海[……そんな事で、?]
拓海[って事は私の事を、性的な目で、?]
ハリソン[……そうです。]
ハリソン[気づいていたでしょう、]
拓海[……そうですか、]
☆
帰る時の彼の背中は、情けない背中だった。
眼鏡が机の上にある。
彼のだ。
度数が高い、眼鏡。
お洒落な眼鏡。
☆
2278文字、お疲れ様でした。
ハリソン山中は拓海のことを一体何と呼ぶのでしょうか……。
地面師たちを見てもなかなか覚えられないですね。
あと、こんなことしてたら私死んじゃう)))))