研磨×猛アタック
𓏸𓏸side
「研磨くん!好きです!!付き合ってください!」
研磨「ごめん無理」
「何でぇ…」
研磨「これで君から告白8回目なんだけど…」
「だって好きなんだもん!」
「好きにさせてみせる!!」
次の日学校にて。
クラスメイトと仲良さげに話す彼。
「…」
(やっぱり私の事しつこい女だって思ってるのかなぁ…)
今日も相変わらず(?)告白しに行こうと思ったらそんな彼を見てしまって落ち込む…
黒尾「ヨッ」
「わっ!」
私のすぐ後ろには先輩の黒尾さんが。
「黒尾先輩!どうしたんですか?」
黒尾「ん〜ちょっと君に用事があって」
「私に?」
研磨くんに話しかけに行こうと思ったけど断るのもちょっと駄目かなと思い黒尾先輩とその場を離れる。
研磨「…?」
「黒尾先輩、私に用って何ですか?」
黒尾「キミ、研磨の事好きなんでしょ?」
「え!何でわかるんですか?!」
黒尾「研磨から聞いてるからね〜w」
そうだったのか。でも何でわざわざそれを私に
黒尾「研磨と付き合うの手伝ってあげよっか?」
「!?良いんですか!!」
これはめっちゃ力になる!黒尾先輩は研磨くんと幼なじみだって聞いたし
「でもどうやって?」
黒尾「押してダメなら引いてみろって言うデショ?」
「ほうほう…?」
3日後
研磨side
最近𓏸𓏸が全く俺に話しかけて来ない。
別に好きな訳じゃないのに話しかけて来ないとちょっとモヤモヤする。
なんでだろ。
そういえばこの前クロと𓏸𓏸が話してたな。
ちょっと聞いてみよ
「クロ。」
黒尾「どうした研磨?」
「何か最近𓏸𓏸が話しかけに来なくなったんだけど」
「何か知ってる?」
黒尾「お〜??ニヤニヤ」
「何でニヤニヤしてんの」
黒尾「いや別に〜?」
変なの。
黒尾side
研磨とあの子結構いい感じになってきてるのでは??
もう一押しで落ちそうだな〜
お、そうだ
あの子と俺が仲良さげ〜に話してたら研磨が寄ってくるのでは?
早速作戦開始だ。
「𓏸𓏸ちゃーん」
𓏸𓏸「はい?」
「これ、𓏸𓏸ちゃんに差し入れデース」
好きだと言っているのを聞いたジュースを渡す。
𓏸𓏸「え!?私好きなやつ!」
よし食いついた
𓏸𓏸「これ貰っちゃって良いんですか?!」
「良いよ!貰って貰って」
ん?あらあら研磨がジーッとこちらを見ているではないか
研磨「…クロ」
「なぁに〜?ニヤ」
研磨「あんま𓏸𓏸と離さないで、」
「んん?もしかして研磨くん、嫉妬ですか?」
𓏸𓏸「えぇ!!?研磨くんが嫉妬!?」
研磨「𓏸𓏸は俺のだもん。」
はい。落ちました〜作戦成功✌
「あとはお二人さん楽しんで〜ニヤニヤ」
黒尾のおかげで無事(?)付き合うことが出来ましたとさ!
(今回めっちゃ長くなりました…すみません*_ _))
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