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A英
年齢操作です。
A→15才
英→17才
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「なぁ…それ何?」
「へ?」
今日もいつも通りに学校へ行き、いつも通りに棒高跳びの練習をしていた。
でも、今日はいつもと違うことが起こった。
「き、君は?」
「どうだっていいだろ?それよりもアンタが持ってる『それ』何?」
金髪の男の子は英二が持ってる棒を指差した。
「あ、これ?これはポールっていうだよ。」
「ふ〜ん。これで殴るってわけね」
「は?違う!違うよ?!これは飛ぶための棒だよ?!」
英二は必死に否定した。
「飛ぶ?ハッ、笑わせんなよ。こんなんでどうやって飛ぶっていんだよ」
「遠くから助走をつけるんだよ。しかもこの棒凄く曲がるんだよ!」
「へぇ…で、アンタは飛べるの?」
「あ、当たり前でしょ!」
(じ、実はスランプなんだよな…)
「ふ〜ん。じゃあさ、飛んでるとこ見せてよ、」
「え?!」
「あれれ〜?飛べるんじゃないのぉ〜?」
「わ、わかったよ!飛べばいいんでしょ!!飛べば!!」
金髪の男の子は意地悪そうにニヤニヤして英二を見た。
(あの子僕より年下だよね?!なんか生意気な子だな)
英二はそう思いながらも飛ぶ準備をした。
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(飛ぶってどういうことだ?)
金髪の少年はそんなことを考えて英二を見つめていた。
(飛ぶって鳥みたいに?いや、じゃあ
あの棒は何だよ……何にも分かんねぇ
てか…本当に飛ぶのか?)
「行くよ!」
タッタッタッタッタ
ガッ
ヒュン
「?!」
少年は声が出なかった。
なぜなら、本当に飛んでいたからだ。
「はぁ…う〜ん…前の方が上手く飛べたんだけだけどな……」
「今のより高く……?」
「うん…実は今スランプなんだよね…」
(すげぇ…)
少年は心の奥底で思った。
「ね!僕だって飛べるんだから!」
「…………正直…凄いと思った」
「……君…結構素直だね」
「な、なんだよ!!////」
「ハハッ、ねぇ君って外国人だよね?観光しに来たの?」
「………………逃げ出して来た」
「え?」
「俺の国さ、ほとんどの人が銃持ってんだよ。でも、日本は銃なんて持たなくていいだろ?」
「え、まぁ、そうだね、」
「…………………『あんなこと』する奴も少ないし、」
「『あんなこと』?」
「………………………アスラン………」
「へ?」
「俺の名前、皆はアッシュって呼んでるぜ、お前だけ特別な」
「アスラン…?」
「お前は?」
「僕は奥村英二」
「英二ね、よろしくな」
「で、さっきの『あんなこと』って?」
「英二は分かんないよ(笑)」
「えぇ?!」
(この子…結構可愛い子だなって思ったのに……やっぱり全然可愛くない!)
「あ、俺この学校入学するからな」
「へ?……えぇぇぇぇ?!」
「よろしくな、オニイチャン☆」
続く…?