今日ペットのハムスターのあずきが病気で死んでいた。
昨日の夜は動くのがしんどそうだったけど歩いてはいたし、少しだけど餌や薬も飲んでいた。夜、ケージの蓋を開けた時、あずきは病気でお腹が腫れて動くのがやっとなくらいなのに外に出たがっていた。でもしんどそうだからあまり外に出さない方がいいと思ったのと、最近触ったら噛むようになってきて噛まれるのが怖かったのとで、すぐにケージに戻した。でもあずきはどれだけケージの奥においても腫れ上がったお腹を引きずって外に出ようとしていた。あずきはまた家族に撫でて欲しかったのかなと後から思った。外に出ようとするあずきをあずきのためだと思い込んでケージから出してあげられなかったことに本気で後悔した。噛まれても血が出もいいから最後にあずきを抱っこしてあげればよかった。
あずきが砂場で死んでいるのを見た時最初は寝てるだけだと思った。でも昨日の夜ゲージの奥で丸まって、目を細めていたあずきをそばでじっと見ていたから変化にはすぐに気づいた。でもそんなわけないと思ったし信じたくもなかった。すぐ姉に言ったら触って確認してみてと言われた。でも自分にはさわる勇気がなかった。まだ生きていると信じたかったしこれで反応がなかった時に死んだと認めるのが嫌だった。そのあと姉が触って、もう生きてはいないと分かってしまった直後にはもう涙を止めることができなかった。昨日から予想はしていたのかもしれない。でもこんなにあっけなく終わるのかと思った。自分にとって初めて身近な大切なものを失った初めての感覚で、これが「死」か、と思った。
あずきは元気だった時から1番好きでよく遊んでいた砂場で今日息をひきとった。
その後は仕事に行っていた母をみんなで迎えに行った。あずきのことを伝えられた母もまだ姿を見るまでは信じないと泣いていた。散々泣いて乾ききったはずの目がから涙が溢れ落ちそうだったけど必死に堪えた。でも帰って母が保冷剤の上に乗って冷たくなっているあずきを見て号泣しているところを見た時はもう限界だった。もう動かないと分かっていても眠っているようなあずきを見ていると今にあくびをして目をシパシパさせながら何事もなかったかのように起きてくるんじゃないかと思った。
庭では妹と父があずきを埋める穴を掘っていた。あずきは箱に床材と花を入れて一緒に埋めた。あずきが好きだった砂場の砂も一緒にかけて家族みんなで埋めた。そして最後に手を合わせた。
2年4か月、家族を笑顔にしてくれて本当にありがとう
コメント
2件
ありがとうございます😭 あずきが死んでから、この世界に大きな穴ができたみたいで、苦しくて、辛かったんです… 貴方様も小鳥さんを亡くされたのですね…お気持ち凄く分かります