コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
貴方に逢いたい。
「アクア…!なんで?なんでよ!!」
コンコンドアを叩く音がする。
「ルビーちゃん…?居るかな…?」
「皆立ち直ろうとしてるんだ…だからルビーちゃんも…」
「っ…!知ったかぶらないでよ!!」
「もう!!」
「ルビーちゃん…」
玄関のドアが開く。
「ルビー…? 」
「ちょっと…ルビー大丈夫なの?」
「かなちゃんとめむちゃん…」
「あかねじゃないの。何かあった?」
「それが…ルビーちゃん…」
「あれ使ったらどうなの?アイのやつ。」
「でも…あくたんが居なきゃどうにもならないよね…」
「…!アクア君の性格とか分かってれば…
出来る。」
「やりましょ!\やろう!!」
「アクアは…根暗で…」
「思ってる事を口にしない…」
「ルビーちゃんをすごく大事にしている…」
明日はアクアの葬儀のためあまり時間が無い。
窓から月明で部屋が照らされている。
「出来た!」
「ほら!ルビーのとこ行ってきなさい!」
「うん!!」
ルビーの部屋のドアを叩く。
「ルビーちゃん…開けるね…」
何故かあかねの声のはずがアクアの声に聞こえる。そして容姿も。
「…え?お兄ちゃん…?」
『ルビー…』
「アクアっ!!」
ルビーがアクアに抱きつく。
『よしよし。ルビー大丈夫だからな。』
「うんっ…!」
ルビーが泣きやみ言う。
「そうえばアクアって私の事どう思ってたの?」
『えーっと…それは…』
「早く言って!」
『ルビーのことが好きだ。』
「ずっと待ってたよ…」
『もう時間だ。あの世で先に待ってる。』
「まだ行けないけど…うん…また会おうね。」
ルビーの目が覚める。
「ルビーちゃん…」
「あかねちゃん…さっきはごめんね…」
「ううん。明日は葬儀。早く寝よう。」
「ルビーはひとりじゃないわ。」
「うん!私達が居るよ!!」
「皆…ありがとう…」
次の日。全員が喪服に着替え、葬儀場に向かう。
「ルビー…昨日は居なくてごめんなさいね。」
「ううん…大丈夫…」
「アクアはこっちよ。」
アクアの所へ向かう。
「アクア…」
アクアの容態は溺死したにも関わらず
穏やかな顔で息を引き取っている。
「アクア…」
ルビーがアクアの顔を撫でる。
眠っているようにも見える。
「また…いつか。」
逢おう。絶対に。家族全員でね。
end _ ✶