コメント
3件
遊園地🎡 いいね なんか今回もいいよ‼️
大我side.
北斗くんと出会ってから1か月ほど経った。
もう北斗くんの足も良くなったみたいで、今度どこかに遊びに行こうか、と2人で話してたり。
それほどに、彼とは仲良くなっていた。
最初は、突然話しかけてきて何だよ、と少し鬱陶しく感じていた彼のことを
一緒にいると心地よい相手、にまで思うようになるとは…
ピコン、
「!」
北斗くんから連絡だ。
噂をすれば影がさす、とはまさにこのこと。
『今度、遊園地にでも行かない?』
「…」
楽しみだし、行きたいけど
少し胸に引っかかることが1つ。
なんで、北斗くんは俺とこんなに仲良くしてくれるのだろう。
そもそも、出会いがおかしかった。
小学生の頃の話をされたと思えば、「忘れて」と言われ
なぜ話しかけにきたの?と聞けば、「仲良くなりたかったから」なんて答えられて
「…」
もしかして、俺のことを昔から知っているのだろうか…?
小学生の頃、仲が良かったというのは本当なのだろうか…?
「っ…!」
でも、そのことを考えるたびに頭が痛む。
だから北斗くんに聞けない。
とりあえず、遊園地のお誘いにはOKして
昔のことを考えるのを無理やりやめた。