独占の首輪

irxs￤水青￤水ヤンデレ￤強引、メリバ🐜￤急展開

あひるさんからのリクエストです🌟

リクエストありがとうございます。

私から皆さんへクリスマスプレゼントです🎅🏼🎁クリスマスに上げるものでは無いです。(‪Not クリスマス作品)

気力さえあればXの方でクリスマス桃赤書くかもしれないですMaybe👈🏻🈁重要

短いけれどどうぞ見ていってください🤲🏻

青side

―――

水「 いふくん！！見て綺麗だよー！？ 」

イルミネーションを見るほとけの目はキラキラ輝いていた

心底から嬉しそうに俺の名前を呼んで純粋に楽しんでそうな、そんな目をしている

青「 ……綺麗やね 」

けどそんなお前を見て素直に可愛いなんて思えるほど俺には余裕がなかった

いつものお前と違う、そんな笑顔見せない。お前は、もっともっと＿＿

水「 …どうしたの？どこか具合でも悪い？そろそろ帰る？ 」

俺の身体を気にかける言葉を吐くのとは裏腹に、凍ったような目つきで俺の事を凝視する

それはまるで”余計な素振りをするな”とでも言いたそうな顔で

青「 ……大丈夫やで、もう少しゆっくり見たいから気にせんでええよ 」

水「 ……… 」

そう、もう少しこの時間を過ごしたい。少しでも時間稼ぎをしとかないと俺が持たなくなる

俺の粗相でコイツの機嫌は良くない

ほとけの質問に対して”Yes”を示したとしたら、きっと今日は寝かせてもらえないだろう

余計な事をしなければいいだけの話だ。滅多にない健全なデートも楽しめばいいのだから

＊＊＊＊

水「 そろそろ帰ろっか、寒いもんね 」

きゅっと手を握り、俺の返事も聞かないまま帰路へと腕を引っ張っていく

わざと人気の少ないところを通り、対向者が居ない道を2人並んで歩いては重い空気が漂い出している。危険の匂いが凄い

そんな重力よりも体に負荷が掛かる程の空気が俺の心を引き裂き、家に着く頃にはどうやってここまで来たのか記憶が飛んでいた

水「 ……ねぇ 」

自宅の鍵を開け玄関が開いた途端、先程とは大違いなトーンの声

鋭利なナイフで胸を突かれるような視線と声色のせいで足が立ち竦んでしまう

水「 …何人とすれ違った？どのくらい僕以外の人と同じ空気吸った？何回憂鬱な気分になった？そんな汚い思考と格好で僕といふくんでしか満たされてない部屋に入んないでくれる？ 」

青「 は…… 」

ドスッと峰に何かを器具で打たれ、次第に瞼が重くなっていく。

声を出す事も儘ならないまま体が軽くなる

水「 …本当、命知らず 」

そんな恐ろしい言葉を最後に。

＊＊＊＊

水side

重力に従って床へと倒れる彼を見ても、ただただ”汚らしい”としか思えない

なんで僕以外と同じ空気じゃないあんな汚ったない空気の中で過ごそうとするんだろう

水「 一応君のお願い事だから聞いてあげたけど……結構我慢してあげたんだよー？ 」

頭の良いいふくんなら分かってくれるはずなんだけどなー、何でかな

水「 取り敢えず全部脱がしとくかー 」

僕たちの空間をそんな服装で汚されても困るからね

そんな事を考えながら手際よくその場でいふくんを裸体にさせる。

水「 うわ、こんなに痕付いちゃって……全く可愛いなぁ 」

タートルネックで隠してあった首元が露わになると、直ぐさま目線がいくようなキスマークの量

酷いほどに青紫に染まり上がっていた無数の痕に不覚にもゾワッと興奮を抱く

流石僕が育て上げた身体。僕好みに染まってる

水「 そりゃあ独占したくなるのもわかるでしょ…… 」

きっと君は知らないんだ。どれだけ僕がいふくんを溺愛してるかなんて

そうだよね、君は僕じゃないんだもん。分かりっこない

水「 だから行動に示してあげてるって言うのになー 」

独り言をブツブツ言いながらいふくんの裸体を楽々と持ち上げながらベッドへと彼の身を投げる

世話の焼ける彼女だな、と苦笑いをしながら彼を部屋着に着せ替えながらその上へ跨ればそっと優しくキスを落とす

生暖かくて柔らかい肌、凛とした表情に長い睫毛で薄く赤い唇。その唇とは相反し、僕が手入れしている艶のある青い髪

僕からしたら高嶺の花な人なのに、こんなにも1番近くにいるなんて夢みたいじゃない？

だから手離したくない。君ならどこであれ誰であれ上手くいってしまうんだから

水「 ……そういえば 」

「クリスマスだから」といふくんに懇願されてイルミを見に行った事をぼんやり思い出す

プレゼントとか何もあげてないなー、でも我儘ないふくんだからなーと僕の中で葛藤が起こるけど…どんな選択が正しいかな。

水「 …んまー、いふくんには僕がいるし何もなくても大丈夫でしょ 」

僕もいふくんさえいれば何でもいいし

なんて考えながら少しだけ小細工を入れてしまおうと出来心が僕を呼ぶ

……君にぴったりの真っ赤なチョーカーがあるんだよ。

水「 おめかししちゃおうねー……♪ 」

ゆっくりといふくんを堪能してから首を撫でる

緩んだホックを鬱血するくらいに締め付けながら真っ赤に染まりあがる僕のチョーカーを付けてあげれば、名実な”僕”のモノになってくれるはず

それも、都合が良く眠っているようだから大人しくて助かるよ。

水「 ………とーっても似合ってる…… 」

これで誰がどう見ても僕のモノと分かるね、キミも僕も周りも。

僕、泣いて喜んじゃったよ。だって

いふくんの全部を操っちゃったから