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アリス『じゃあ、わたし…いつか消えてしまうんですか?』思わずそう聞いた。ダンブルドアは間を開けて言った。ダンブルドア『そうじゃ。消えてしまうかもしれん。しかし今と言う訳ではないのじゃ。逃げるのではなく、立ち向かう。そのことの大切さは、後で君にもわかるだろう』そう言ってダンブルドアは歩いて行った。あの人は、何を言いたかったのだろう。答えはわからない。一つだけわかったことはあるけど。諦めない。思考を止めずに考えろ。わたしは談話室に戻って羅針盤を眺めた。いつもは静止しているはずなのに、今日は何だか可笑しい。クルクル回って、あやふやな感じだ。確かに何かおかしいことが起きている。じゃあ何をすればいいのだろう。ふともう日が暮れて、真っ暗になっていることに気づいた。しかし、ハリーがいない。探しに行こう。無我夢中で思った。廊下を走って右に曲がるとハリーとロンがいた。アリス『ハリー!ロン!』呼びかけると二人が振り返った。そして最近首が疲れる理由もわかった。ハリーとロン、ハーマイオニーもだがわたしより背が高いのだ。背が伸びないことを認めたくはないため言わないことにした。アリス『ロン?何で箒持っているのさ?』わたしがそう言うとロンは恥ずかしそうに言った。ロン『あのね…わ、笑わないよね。えっと…僕クィディッチのせ、選手になりたいんだ。だ、だから…今日も練習していたんだ。』わたしはキョトンとしてしまった。どこも笑うことなんてないんだから。アリス『いいじゃん!笑わないよ!応援する!』そう言うとロンは耳を赤くして頷き、ありがとうと言った。アリス『じゃあハリーは練習に付き合っていたの?』疑問に思って言うと、ハリーは首を振って説明した。アンブリッジの書き取り罰則に行っていたらしい。私は二人と並んで談話室まで歩いた。ロン『あれ、ハリー、君、その腕どうしたの?』ふいにロンが言い、ハリーは慌ててその腕を隠した。ハリー『な、何でもないよ切っただけ。』嘘はよくない。バレるから。ロンがハリーの腕を掴み、自分の顔と同じくらいの高さまで上げた。そして不機嫌そうな顔をして手を離した。ロン『アイツが書き取り罰則をさせてるだけだって、君そう言ったよな?』そう言ってロンがハリーに詰め寄った。ハリーはロンが正直に打ち明けたため、隠すことなく全て話した。ロン『そいつは厄介だな。あの鬼婆』ロンは自分事として怒っている。この二人は喧嘩しても仲直りできるコンビだろう。アリス『書き取り…自分の手ってことか。鬼畜だね』ハリーの手から流れる血をハンカチで抑えながらわたしは呟いた。アリス『あの人は学校を乗っ取ろうとしているね。だから防衛術を教えたくないのさ。ファッジの臆病だろ』談話室に帰ると、ハーマイオニーが待っていた。ハーマイオニー『あのガーゴイル女!あの人…』絶賛今怒っている。