書き忘れてたんですけど、モブ(女の子)でます💦
名前もありなので、苦手な方はすみません…
ぶる「聞いて聞いて聞いて!!!」
いつかの昼休み、6人でご飯を食べ始めた時、ぶるっくが急に大きな声を出した
しゃ「なに?」
やん「どうした?」
みんな不思議そうにぶるっくを見る
俺も…
ぶる「なんとぶるーく!!告白されましたー!!」
きん「…ぇ…」
っ、!声は聞こえなかっただろうか…?
俺は周りを見渡す
…みんなを見てもぶるっくの方ばかり見ている。
多分大丈夫…かな…
告白…されたんだ…
なか「…たの!?」
…?なんて…?
ぶる「そう!付き合ったんだよね〜」
その言葉を聞いた時
俺の心がパリンっと割れたような音がした
付き合ったんだ…
恋人…
誰かのものになっちゃった…
俺は悲しくて苦しくて、とてもぶるっくを祝える状態じゃなかった
ぶる「三組の花岡さんって言ってね〜」
きん「っ、ごめん、ちょっとトイレ、」
ぶる「もー!!いわってよきんさーん!!」
きん「あとからね、笑」
「先トイレ行ってくるー、」
笑えてたかな…
心臓がどくどく言っている…
怖い…怖い怖い怖い
ぶるっくが、ぶるっくが、
他の人のものに…
やだ…
苦しい中廊下を歩いていると、1人の女の子に話しかけられた
?「あの、!」
きん「…?」
?「あ、えっと、三組の花岡と言います…!」
…ぶるっくの…彼女…
可愛いな
ふわふわしていて綺麗な髪の毛
“女の子”って言葉が似合う子だ
…女の子には敵わないよ…
花岡「ぶるーくくんどこにいるか知りませんか…?」
「いつも皆さんと食べてるって聞いたので…」
きん「…」
教えなきゃいけない…分かってる…
でも言葉が出ない…
きん「ぁ…ぇと…」
花岡「…?」
どうしよう…
花岡「あ、!あの、!きんときくん…ですよね?」
きん「あ、はい…」
なんだろ…
名前なんて…呼ばれたくない…
花岡「あの、ぶるーくくんにデート場所決めといてって言われてるんですけど、相談…!乗ってくれませんか…?」
「ぶるーくくんが、好きなこととか、好きな場所とか教えて貰いたくて…」
…なんで俺が…
なんで俺が好きな人の彼女の手伝いをしなきゃなんだよ…
俺は嫌だった
嫌だったはずだけど、何故かおっけいしてしまった
きん「…いいよ」
花岡「!ありがとう!!」
…俺の中で悪い考えが浮かんでしまった
俺の事を好きにさせればぶるっくと別れるんじゃないか
そう…考えてしまった
花岡「あの、連絡先教えてもらっても…?」
きん「あ、うん…どうぞ」
花岡「ありがとう!またね!」
…元気な子
明るいぶるっくと似ている
誰とでも仲良くなれる、太陽みたいな子
…別れてくれないかな…
そんな汚い思いで心が、頭が埋め尽くされていく
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