この作品はいかがでしたか?
47
この作品はいかがでしたか?
47
なんか、keepメモにあったやつですッッッ!
見てください!
ーーーーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーーーーーー
中学校の卒業前、未来への自分に描くという授業があった。
いつもみたく、早く寝たかったけど絶対描かないといけないらしい。
「はぁー、めんど」
文章、描くの苦手なのに…てか、あまり描くこと無いし。
何を描けばいいんだ?
あ、なんか何処かで見たことのあるように描こう。
それなら描けそうだし。
拝啓
未来の自分へ
今は、バレーをやってますか?
今は、トスあげてますか?
チームワークは、上手くやっていますか?
最後のはバレーをやっていなきゃの話ですね。
今の俺は、とても辛いです。
仲良くなった友達ともあの”公式戦”で、ギクシャクしてしまいました。
その前はいつも、近くの公園でくだらない話をしながら笑い合っていました。
金田一「及川さん、また告られたらしいぜ?」
国見「へぇー。 だけど、岩泉さんにボコられたんじゃない?」
影山「岩泉さんのサーブ打たれたら、死にそう。」
国見「まあ、2人とも?ゴリラなんじゃない?」
金田一「ははっ 確かに」
影山「失礼だろ? まぁ、ゴリラかもしれないけど…」
金田一「結局ゴリラじゃんw」
なんて、話して笑っての繰り返しで幸せでした。
だけど、もう拒絶が入ってしまった。
俺が謝ればよかった話なのに…。
謝ろうとした…、でも、俺の変なプライドで謝れなかった。
担任にも、「もう少しなんだし、仲良くしなよ。」
仲良くしたかった。
友達だったし…
変わりたく、無かったなぁ……
謝れないまま、北川第一中学校を卒業した。
日向「なぁ、影山!これ、なんだ!?」
「ん?なんだ?… ってこれは!き、気にしないでくれ!!」
日向「え〜、教えてくれたって良いじゃん!」
「うるせぇ日向ボケェ」
日向「なんだと! 月島にも教えてやろーう!」
俺の家の階段を素早く音をたてながら、降りていった。
「ちょっとくらい、静かにしろよ…w
せっかくだし、読んでみるか。」
「ははっそういえばこんなの描いてたな
今の俺から手紙返すか。」
描き始めた。
拝啓
中学3年だから、15だよな?
えっと…その時は、悩んでいても大丈夫だぞ!
今は、俺達の事をまとめてくれる先輩、同じポジションとして、アドバイスをくれる先輩、絶対に決めてくれる!と思える先輩。
男前で、かっこいい2人の先輩といざとなった時に戦った先輩3人。
そして、小さくてうるさいけど俺の相棒、嫌味ばっか言ってくるけど、なんか嫌いになれない奴、見た目は、地味だけどしっかりしてる奴!
いーっぱいいるから!
そして、国見と金田一とも話せるようになるから。
安心しろ。
前を向け! 周りには、仲間がいっぱいいる!
独りじゃないぞ!
この時の俺の表情は、固くなかった。
柔らかかった。
「はーあ、俺、幸せ」
「王様が心から笑えた日」
end
コメント
2件
この話の最後の閉じ方めっちゃ良いね~!