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あれから三日が経った、日記を探したかっが

ユリウスがずっとそばにいて探すことはおろか

部屋から出ることもできなかった。最悪だ。

だが分かったこともある。1つはここはアクラス帝国というらしい、そしてユリウスは帝国屈指の力を持つ貴族の1人らしい、、

聞けば聞くほど異世界すぎる。私が彼の恋人?

いまだに信じられないが、今は信じるしかない




『おはよう、ミスユル気分はどう?』

いつもと同じように、彼は私を気遣って話しかけてくれた。

これが日課になっている。少し恥ずかしいが、彼がミスユルを大切にしていたことが、しみじみとわかった。


「とても良くなったわそろそろベッドから出たいんだけどいいかしら?」


さりげなく聞いてみる、大丈夫だろうか、、


『まぁ君がいいなら大丈夫だよ。僕は今日は仕事があるからね。ごめんけどずっとそばにはいられないから。』


申し訳なさそうに彼は言ってきた。好都合だ

日記を探すことができる!

それから彼は少ししてからこの屋敷から出て行った


「必ず日記を見つけてみせる」そう強く決心してベッドから降りた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




ずいぶん気合を入れてドアを出たものの日記がどこにあるかなど知らない。私は闇雲に扉を開けて行った。本当に日記などあるのだろうかそんな不安に駆られながらも必死に探したすると使用人だろうか。1人の女性が歩いてきた。とりあえず正体がバレないよう緊張しながらも話しかけた


「そこの人私の部屋でお茶が飲みたいのだけど、入れてくれるかしら?」


こんなこと小学生で読んだ少女漫画のセリフでしか聞いたことがないと少し恥ずかしながらも言ってみた。


『ミスユル様分りました。すぐお茶を入れに行きましょう』


そう言うと、足早にその使用人は歩いて行った。私にしては良い立ち回りなのではないかと安心した。

部屋の前まで来ると、使用人には少し用事ができたから、お茶は後で飲むわと告げ、1人その部屋に足を踏み入れた。



その先には、、、、





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