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色々な短編集まとめ

第5話 - 看病してくれるトマト一味の短編集

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2025年04月27日

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牡丹

看病してくれるトマト一味の短編集

注意

これはaph（ヘタリア）の夢小説です。実在している国とは関係ございません。苦手な方は読まないようお願いします🙇作者は文を書くのが初心者です。誤字脱字は見逃して頂けると幸いです。

方言は全てエセです。ご注意ください

（トマト一味って良いですね…。いつか2Pの夢も書きたいな〜）

１南🇮🇹

「おい、もっとこっち来いよバカ。…今更何照れてるんだよ。いつも一緒にシエスタしてるだろ」彼の看病の仕方は独特だ。薬を飲ませる訳でもなく、優しい味のする料理を作ってくれるわけでもない。ただ一緒に寝るだけだ。この方法に効果があるのかはまだわからない。そのまま起きたら熱が下がる時もあれば下がらない時もある。まぁ、きっと彼が不器用なりに導き出した答えなんだろう。それなら私は反対しない。でもありえないくらいにくっついて来るのは意味がわからない。本当ラテン男は良くわからない。「あ？ラテン男は良くわからないだと？🌸がおかしいだけだコノヤロー」どうやら口に思っていた事が全部出ていたようだ。そのせいで彼に軽くデコピンをされてしまった。「…お前の体冷やすよりはくっついて暖かくした方が早く治りそうだろ」と顔を赤くしながら言ってくれる彼から少しだけ、ほんの少しだけ優しさを感じた。

２ 🇪🇸

「あー、🌸が元気ないと親分も元気無くなるわ〜。せやから今日はめっちゃ親分に甘えて、安静にして、明日になったら親分に元気な姿見せてな？」と言いながら彼は私の口にスプーン1杯分のコンソメスープを飲ませてきた。温かいコンソメスープは丁度いい味付けで今みたいに体調不良の時だけに食べるのは勿体なく感じた。でも多分きっと彼の事だから私が元気の時にも私が希望したら作ってくれるだろう。ここで1つ、彼が言っていた変な話をしよう。それは私が寝て起きた時…「そういえばさっきロマきたんやけど🌸の看病中断したくなかったから”また今度来てな〜”って強制退場させてもうたわぁ〜」と変な事を言っていた。

３ 🇵🇹

「その本おもろいん？…へー、そうなん。せやったら🌸が読み終わったら俺にも読ませてや」私達はどちらかが風邪を引いても対して対応は変わらない。彼のお隣さんが来て「お前熱だしとるん！？」って驚くぐらいには。とりあえず薬飲んで熱さまシート貼ったらもうその後は普段のお家デートと然程変化はない。2人でお茶飲んだり、今みたいに本を読んだり。私たちの場合はこれだけで1日で熱は下がる。特別な日を過ごすよりもいつもと同じが私達にはきっと丁度良いのだろう。本を持ったままそんな事を考えていると彼が「なんや、考え事でもしてるん？俺以外のこと考えんのはよしてほしいわぁ」と言われた。貴方との事を考えてました。なんて、恥ずかしいくて言えるわけがない。私はこの方法に効果があるのかまだわからな

４ 🇳🇱

「なんでまだ起きてんの？早う寝ろって言うたがの。…今🌸が食べれそうな物作ってるで横になって待ってろ。」彼に散々「大人しく薬飲んで寝てろ」って言われたけど無理だった。今日くらい甘やかしてもらおうと彼のもとに行くと私がプレゼントした可愛らしいエプロンを着けた彼が料理をしていた。「あ、そのエプロン着てくれるんだ」「着てえんかったらお前は後からグチグチ文句言うでの」ソファーに横になってから彼に声を掛けるといつもどうりの冷たいけどどこか優しい返信が返ってきた。「今日くらい甘やかしてくれないの？」「今日だけをやると🌸は調子乗る。ほやさけーいつもどうり甘やかしたげるわ」と言いながら完成した料理を持って来た彼に頭をわしゃわしゃと撫でられた。「いつもどうりは嫌なの！」と文句を言ったら「我儘娘は黙ってろ」と言われてしまった。

５ 🇱🇺

「熱は下がりましたか？今姉さんと兄さんにゼリーとか薬買ってきてもらいました。今日は貴方の要望になんでも応えますよ」いつも私の要望に応えてるだろー！と叫びそうになった。だけど確かに最近彼は忙しそうで甘えられていなかった。彼はそれをわかっていてさっきの言葉を言ってくれたのだろうか。そう思うとなんだか嬉しくなってきて早速彼に「抱きしめてほしいの」と言うと彼は少し困ったように笑いながら「今日は甘えたい気分ですか？Prinzessin？」と言いながら私の体を上半身だけ軽く起こして子供にするように抱きしめてくれた。「あの、もう大丈夫だから…」と遠慮がちに言うと彼は「いえ、自分がしたいだけなので」と恥ずかしそうに笑った。