階段の踊り場
そこには全身を見れる鏡がある
だからいつものように
前髪と身だしなみを整えて 下の階の理科室へ移動しようとした
運悪く1番上の段で躓いた私
教室や筆箱で塞がった両手では 手すりを掴もうとしても掴めない
だから怪我をする覚悟を決めて ぎゅっと目を瞑る
?
私が落ちている先に人がいるらしい
このままだと下にいる人を巻き込んで 怪我をさせてしまうかもしれない
だからと言って今の私に出来ることはない
せめてその人だけは怪我をしないように そう思って言った言葉
落ちていく感覚から 抱きしめられている感覚になる
?
耳元で聴こえる心地よい声
固く強く瞑っていた目を 恐る恐る開けると
優しい顔で微笑んでいる貴方が居た
そんな顔を見た私は
すとん
と 、 恋に落ちた
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名 " 秋塚 夢 ( アキツカ ユメ ) 歳 " 高校2年 16歳 他 " 赤葦京治と同じクラス 階段で助けてくれた人に恋をした
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赤葦の夢小説もまともに更新できてないのに 新作書いちゃいました (´>∀<`)ゝ 御愛読よろしくお願いします🍀
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天才