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あの会話から後日
約束通り4人で遊園地に遊びに来ました。
知ってるかもしれませんが私は友達が居ない
つまり友達と遊びに行ったことがない!
そう私にしては珍しく浮かれているのです。
永 真紀子
涼真
颯太君
永 真紀子
すらっとした体型に見えるけど腕を見ると筋肉質なことが分かる。
髪は延びていて私と同じぐらいの長さだ。
目には私と七海と違って煌めきのようなものを感じる。
身長は涼真よりも高くて180cmぐらい
永 真紀子
七海 千紗
涼真
七海 千紗
イラッ
浮気調査とはいえもやもやする。
そりゃ彼氏と他の女がイチャつくこは気に食わないわけがない
颯太君
永 真紀子
ふと、颯太君を見るとなんだか切ない表情していた。
さっきまでの瞳とは違って淡い色が輝いていた。その瞳を魅せる先は
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七海と楽しそうに話している涼真だった。
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永 真紀子
永 真紀子
永 真紀子
なんだか気の毒なので
今日一日は颯太君に気を遣うことにした。
七海 千紗
七海 千紗
永 真紀子
永 真紀子
七海 千紗
七海 千紗
七海の質問は図星だった。
涼真
永 真紀子
永 真紀子
永 真紀子
颯太君
気を遣うつもりが逆に気を遣われてしまった。
本当に颯太君は誰かと違って優しいなぁ
七海 千紗
七海 千紗
永 真紀子
そう実は
昨日の夜
七海 千紗
永 真紀子
七海 千紗
永 真紀子
七海 千紗
永 真紀子
七海 千紗
永 真紀子
七海 千紗
あの時初めて上目遣いをした
永 真紀子
颯太君
七海 千紗
涼真
永 真紀子
そんな些細なことで私は珍しくモヤモヤしていた。
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颯太君
永 真紀子
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
颯太君
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永 真紀子
永 真紀子
颯太君
颯太君
颯太君
永 真紀子
永 真紀子
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
永 真紀子
永 真紀子
あれから収穫は無いけど人は楽しいと考えるより先に言葉が口から溢れることはわかった。
永 真紀子
永 真紀子
永 真紀子
颯太君
颯太君
白々しいな
永 真紀子
颯太君
颯太君
颯太君
私は無言の圧を贈る
颯太君
颯太君
そう言って指を差した先に視線をおくと
肩を組んで観覧車に乗る七海と涼真が居た。
ズキッ
胸が痛むのを無視して
私は気持ちと矛盾している言葉を告げた
颯太君は気まずそうに視線をずらす。
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
今度はさっきとは違うイキイキとした視線で見つめてくれた。
颯太君
颯太君
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
私のありきたりの言葉に綺麗な言葉を返してくれる可愛らしい彼にもう一度注目して容姿を見ると。
襟で隠れていた首元に虫刺されのような跡。
まぁ
うん
キスマークがチラッと見えたのです。
永 真紀子
永 真紀子
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
永 真紀子
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
永 真紀子
颯太君
颯太君
その時の颯太君の顔は今日一番の切ない表情をしていた。
永 真紀子
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永 真紀子
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
涼真
七海 千紗
永 真紀子
七海 千紗
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
七海 千紗
今日の七海
本当にウザイなぁ
颯太君
涼真
颯太君
颯太君
永 真紀子
颯太君
永 真紀子
涼真
七海 千紗
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永 真紀子
颯太君
永 真紀子
それはさっきとは違う振り返らなくてもわかる 颯太君の本気の「雄」の声だった。
七海 千紗
七海が耳元に囁いた。
そして七海が私を抱き寄せた
さっきの媚びている声とは違い
七海も初めて聴く本気の声だった。
頭に響く本気の声をしている、
七海の顔がどうしても好奇心に負けて
横を見てしまった
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ドクン
︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎ ︎
永 真紀子
永 真紀子
私はびっくりして
反射的に見ても後悔しか残らないのに振り返ってしまったのだ。
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2人は静まり返った駅のホームで静かに唇を重ねていた。
慌てて七海が肩に私の顔を乗せる。
颯太君
颯太君
永 真紀子
永 真紀子
だんだん離れていく靴音にかき消されるぐらいちいさな声で囁いた。
まもなく 4番線に 電車がまいります。
危ないですから 黄色い線の内側まで お下がり下さい。
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もう一度振り返ったときには二人は思ったより離れていたが
永 真紀子
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