⚠レ×プ、イジメ表現あり
小学五年生。
私は知らない人に路地裏へ引き込まれた。
碧依
モブ
この時は何されるかなんて分かっていなかった。
分かるはずがなかった。
嫌、痛い、やめて。
必死に抵抗し続けた。
___でも、女子の小学五年生が男数人に力で勝てるわけがなかった。
碧依
碧依
気持ち悪いあの感覚。
ニヤニヤしている男たちのあの目。
私はこのトラウマを一生克服出来ない。
碧依
碧依
たまに夢に出てくる。
こっちに伸びてきた手が足を掴んで
ギラリ、と光ったあの気持ち悪い目が私を捉えて____
碧依
碧依
碧依
母
母
碧依
私の家庭は母子家庭。
お父さんとは離婚したらしい。
変に緊張してしまう、下駄箱。
碧依
開けるとそこにあったのは紙。
暴言が沢山書かれていて、乱雑に突っ込んだようだ。
碧依
碧依
碧依
陰湿ないじめだな、と思った。
紙に針を混ぜて置いておくなんて。
碧依
教室へ入ってきた私を嘲笑うかのような視線。
机に落書きがあるのはいつもの事。
碧依
碧依
クラスメイト
碧依
碧依
連れてこられたのは校舎裏。
他にも人はたくさんいて。
碧依
まず私を呼んだ女子が肩を突き飛ばしてきて。
後ろの窓に当たって、割れてしまった。
碧依
私の肩に刺さっている鋭いガラス。
最悪だ。
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
制服の上に着ているカーディガンにどんどん血が染みていく。
クラスメイト
碧依
バシャ、とホースから水をかけられる。
碧依
クラスメイト
碧依
碧依
碧依
碧依
碧依
碧依
ピカッ!
碧依
碧依
ザザッ ザザザ
不幸やねぇ~
不幸やねぇ~
そんなあんたはんに
魔法の力を与えるさかい~
碧依
碧依
次回に続く …
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