前回のお話少しだけ 修正入れました 。
一人 、淋しい空き教室 。
びゅうっと靡く冷たい風にも 、 何も感じられない 。
弁当の中に入ってある 冷たい卵焼きは
やけに質素な味がする 。
昨日の事 。
もう 、過ぎたこと 。
なのに
こんなにも胸が苦しいのは 、
きっと恋をしているから 。
昨日の昼休みからずっとこんな調子 。
忘れたいのに 、 忘れられない 。
こんなにも苦しいものなのか 。
半分以上残っている 弁当の蓋を閉じた 。
これ以上入らない胃に 詰め込んでも気分が悪くなるだけ 。
休む理由を他人に知られたら
きっと くだらない と呆れられるだろうけれど
お箸を専用のケ ー スに戻して
溜まったのか空いているのかも 分からない腹を撫でた 。
ガラリ 。
扉が開く音とほぼ同時に 、 声がした 。
大好きな 、耳を擽る低い声 。
「 相手の人可哀想じゃん 」
喉まで出てき掛かった言葉を ぎゅっと飲み込んだ 。
約束してた人より 、
約束してなかった俺を 選んでくれたのが嬉しかったから 。
欠伸をしながら 、
ケ ー タイを触りながら 。
当たり障りのない会話が続く 。
結局何の用で来たんだ 、
とか疑問を持ちつつ 、
なんて乙女みたいな上擦る気持ちを 持ったまま
時差で桃の後を追った 。
イラスト部屋でも投稿したやつ 🐥
顔しか完成してない 髪ベタ塗り 🧸
完成したら何かのアイコンにしようかな
コメント
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短編( 10 〜 20話で完結 )になりそう Twitterの壁打ち感覚でかいている ので伏線とかは貼っていないです 😉