etちゃん短編集

それは昨夜のこと

私達は付き合って初めて喧嘩してしまった

お互い私生活の忙しさが落ち着き

3ヶ月ぶりに彼の家に泊まる事にした

最初の方は本当に楽しかった

本当に少しの悪戯心が芽生え

彼が居ない間にノートを漁ることにした

少しの悪戯心は段々膨らみ大きくなり

ノートを開く

4/1 「etと別れたい」 「もう彼女と付き合うのはしんどい」 「別に好きな人ができた」

時間が止まったような気がした

目に映る彼の丸っこい字は角ばって見える

オレンジ色のノートは白黒に見える

モノクロの世界に放り出されたみたい

音が何にも聞こえない中

自分の鼓動は頭の先まで響く

はっと我に返る

丁度urの死角にあったノートを突き出す

私はそう言い、彼の家を後にした

罪悪感やばい

何であんなこと言っちゃったんだろ

考えれば考えるほど自己嫌悪の沼にハマる

なんでurの話を聞けなかったんだろう

どうしてこんな感情的になっちゃうんだろう

溜息は幸せが逃げるんだっけ

でも、無意識に出ちゃうのよ

心も体も重すぎる

そんな私に一件の通知が来た

「え？」と思わず声に出る

確かに4/1、そうだった

そんなんじゃ全部私の勘違いじゃん

あぁ、なんて優しいのだろう

彼のあまりの優しさに息が詰まる

通話を切り、カーテンから顔を出す

片手にスマホを持ちながら手を振る彼

わざわざ来てくれたの？

聞こえるはずのない私の大声に

urは笑顔で頷いてくれた

初めまして！にじゃです！

名前の由来は肉じゃがです！！

アイコンとヘッダー可愛いんでみてください！

黒板風に描いた🍫ちゃん！

これホントにお気に入り

かわいいねぇ♡

↑🤮

絵は描けるけどゆるいやつ専門です！

期待しないでください^ ^