コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
1人…
そう、1人だけ居た
誰も近寄らない私なんかに
ひたすらに近ずいてくる
1人の物好きな子供が
__
__
__
__
彼女は他の子に比べて
幾分大人気のあった子供だった
随分と馴れ馴れしかったのを覚えている
玲奈(小6)
__
__
玲奈(小6)
玲奈(小6)
__
__
__
玲奈(小6)
__
__
__
__
玲奈(小6)
__
玲奈(小6)
玲奈(小6)
__
__
__
__
玲奈(小6)
__
__
彼女は来る日も来る日も話しかけてきた
そうだ
だけどある日からきっぱり来なくなった
__
__
急に何を言っているのかと思った
願いを叶える
私はそんな個性を持ってない
玲奈(小6)
__
__
玲奈(小6)
__
__
__
玲奈(小6)
__
玲奈(小6)
玲奈(小6)
玲奈(小6)
__
玲奈(小6)
__
__
__
__
玲奈(小6)
__
__
何故私がその考えに至ったのか
今でも分からない
けれど私は
それを
玲奈(小6)
玲奈(小6)
承諾した
それから彼女は
ピタリと来なくなった
以前は執拗いくらいに 絡んで来たのに
思えば不思議な事だらけだった
兄のことも
私のことも
知っていたから
当時もかなり不思議だった
いきなり現れて
いきなり消えた
彼女は
私の失くしものを隠すと言った
しかし本人が居ない今、
私には見つけようもない
そういえばどうして突然 こんな事を思い出したのだろう
結局どうして
あの時私は
『失くしものをみつけなければ』
なんて言ったのだろう
たった今思い出したのに
自分の口から無意識に出た言葉が
どうも引っかかって仕方がない
私は何を失くしなんだろう
次回予告
戦いの始まり