「ハァ…ハァ、ハァ…」
「クソッ…」
「傷が深い…おい、聞こえてるんだろ、オマエ…」
「返事くらい寄越せ───
───“エーデルシュタイン”」
エーデルシュタイン
ヒスイ・ウミヅキ
ヒスイ・ウミヅキ
エーデルシュタイン
エーデルシュタイン
ヒスイ・ウミヅキ
ヒスイ・ウミヅキ
エーデルシュタイン
ヒスイ・ウミヅキ
ヒスイ・ウミヅキ
エーデルシュタイン
エーデルシュタイン
ヒスイ・ウミヅキ
そう私は云うと包帯や止血剤を取り出しテキパキと治癒を始めた。
エーデルシュタイン
ヒスイ・ウミヅキ
ヒスイ・ウミヅキ
エーデルシュタイン
ヒスイ・ウミヅキ
ヒスイ・ウミヅキ
エーデルシュタイン
ヒスイ・ウミヅキ
エーデルシュタイン
ヒスイ・ウミヅキ
血で濡れている路地を後に、懸賞金取りと魔剣が歩いていた。
此処は貴方たちが暮らしている場所とは違う異世界。
そして此処は小さなな国が集まり、一つの大国と化した──
────イグレシア。
別名「大罪ノ国」。
そう呼ばれるのには、理由がある。
一つ目は──
元の「国」にある。
一つ目の小さな国は、怒りと殺意が全てを包み込む。
二つ目の小さな国は、嫉妬と承認欲求が渦巻く。
三つ目の小さな国は、圧政と暴君が留まる事を知らない。
四つ目の小さな国は、飢餓と疫病が蔓延する。
五つ目の小さな国は、貧困と虐待が日常茶飯事。
六つ目の小さな国は、性犯罪やそれに関わる犯罪が後を絶たない。
七つ目の小さな国は、上流階級の人間が全ての富を独占している。
そんな正に「罪」の国が集まり、一つの大国と化した───
だから他の国では「大罪ノ国」と呼ばれる事になった。
二つ目の理由、それは──
「魔剣」の所有者が七人居ること。
「魔剣」は通常、封印され、余程の事が無い限りその封印が解かれる事が無い──
その「魔剣」が「イグレシア」に七つ存在し、全て封印が解かれている。
…通常、誰かに封印が解かれない限り魔剣は解放されない為、 全ての魔剣に「所有者」が居ることになる。
(まだ存在が明確に明かされていない所有者も居るが…)
───そして、魔剣には複数の特徴が存在する。
壱 封印を解かれた際、解放者の命尽きるまで「契約」と言う形で共に行動する。
弐 魔剣は、所有者が望めば「剣」「魔神」の二つの姿を取る。
参 魔剣はそれぞれ違う能力を持ち、魔力という未知の力を持つ(魔剣により異なる)
ヒスイ・ウミヅキ
エーデルシュタイン
ヒスイ・ウミヅキ
ずいっと魔剣に風化しかけた手配書が押し付けられる。
エーデルシュタイン
ヒスイ・ウミヅキ
新たな標的だ╱ですね
鉄臭い夜に浮かぶ四つの瞳が、少しだけ歪んだ。
次回
募集内容etc.....
明日には出すのでお待ちを…
コメント
1件
7つの大罪モチーフでしょうか 憤怒(ラース?)嫉妬(エンヴィー) 傲慢(プライド)暴食(グラトニー) 怠惰(スロース)色欲(ラスト) 強欲(グリート) エーデルシュタインは宝石の名がつけられたインクの事 もしくは薔薇 オニキス.タンザナイト.サファイア.トパーズ.ジェード.アベンチュリン.マンダリン.ガーネットレッド ヒスイさんの名前はジェードからですかね。ブックマーク失礼します 長文失礼しました