ロボロ
シャオロン
ロボロ
シャオロン
ロボロ
シャオロン
ロボロ
ロボロ
俺、屋上で靴を脱ぎかけた時に
青髪の先客に声をかけてしまった
ロボロ
口をついて出ただけ
ロボロ
先を越されるのが、なんとなく、癪だった
青髪の人は語る
何処かで聞いたようなこと
鬱先生
ロボロ
ロボロ
鬱先生
ロボロ
ロボロ
鬱先生
って
青髪の人は
消えてった
ロボロ
と 靴を脱ぎかけたらそこに
赤いマフラーの人、また
ロボロ
声をかけてしまった
赤いマフラーの人は語る
クラスでの孤独を
トントン
って
ロボロ
ロボロ
ロボロ
トントン
と泣いて
赤いマフラーの人は
消えてった
そうやって
何人かに声をかけて
ロボロ
追い返して
俺自身の痛みは、誰にも言えないまま
初めて見つけたんだ
似たような悩みの子
何人目かにあったんだ
金髪で元気そうな人
コネシマ
コネシマ
コネシマ
コネシマ
と言った
口をついて出ただけ
ロボロ
思っていないこと
でも
声をかけてしまった
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
コネシマ
って
目を瞑ったまま
消えてった
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ロボロ
ガーディガンは脱いで
天の紙を取って
背の低い俺は
今から
飛びます
ロボロ
コネシマ
トントン
鬱先生
ロボロ
ロボロ
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