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ナナ。
今日の目覚めは悪いな、
何故だろう。
あ、そっか。
昨日暁観れなかったからかな・・・─
サエ。
この人は私の友達
だっけ、──
ナナ。
私はそう答える。
又、彼女も──
サエ。
─と、答える。
あぁ・これが本当の日常、なのかな─。
そして、あっという間に夕方になり、
私は急ぐ。
だって、暁を見るためにね──
ナナ。
ナナ。
観れなくなっちゃう ''っ──
ナナ。
自分の荒い息が大きく聞こえる。
でも─良かった''
今日は─'' ちゃんと、観れた''
ナナ。
ナナ。
レナ。
誰かに声を…掛けられた?
自分は恐る恐る振り返る。
ナナ。
レナ。
レナ。
─と、話しかけた子はそう名乗る。
一応…私も、?
ナナ。
ナナ。
レナ。
レナ。
彼女も又、そう返事する。
あんまり、知らない子とは話したことがないな、
だから、ちょっと不安
レナ。
別に好きなわけじゃないけど
見るのが好き。
ナナ。
ナナ。
レナ。
レナ。
何故、この子はこんなにも明るいんだろう。
私とは違って、明るそうなこの子が
もしかしたら・・・─
でも、そんな風には見えない。
レナ。
レナ。
彼女は衝撃な事を私に伝える。
ナナ。
レナ。
まさかの、この子も私と同じ、なんて。
ナナ。
話していくうちに暁はサッと消える。
レナ。
そこで自分たちもお別れをする、
私より下がいたんだ──