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みるく
みるく
みるく
みるく
瑠奈
私は呆然と立ち尽くした
律
律
少ししてから橋田が口を開いた
瑠奈
私が顔を向けると橋田は意外な ことを言った
律
瑠奈
瑠奈
その途端私は顔が熱くなるのが わかった
瑠奈
律
橋田が寂しそうに笑う
瑠奈
瑠奈
律
橋田が目を見開く
瑠奈
言葉が出ない
伝えたいのに、伝わらない
瑠奈
律
律
瑠奈
また、こうやって、
私のせいで玲が傷付く
私の大事な人は
いつだって、私のせいで
傷付くんだ、
瑠奈
律
瑠奈
押し殺していた感情が溢れ出し 怒鳴った
律
瑠奈
悪いのは、私
分かってる、橋田は悪くない
律
瑠奈
瑠奈
瑠奈
瑠奈
律
瑠奈
それでも私の口は止まらなかった
瑠奈
私は泣きそうになりながら 必死に訴えた
橋田は顔を歪めて
律
と言って教室を出ていった
瑠奈
瑠奈
私は走った
もう居るわけないってわかってたけど
どうしても玲に会いたくて、
話したくて、
瑠奈
私は雨に濡れるのも構わず走り出した
瑠奈
瑠奈
私は公園で足を止め
ベンチに座った
瑠奈
瑠奈
私は雨が嫌い
冷たい雨は、昔の記憶を 思い出させるから
どれだけの時間が経っただろう、
瑠奈
そう思って立ち上がろうとした時、
激しく降っていた雨が突然止んだ
?
頭上から聞きなれた優しい声が聞こえる
私がずっと聞きたかった声
さっき聞いたはずなのに、
とても懐かしく感じるのは何故だろう
私が顔を上げると心配そうに傘を 差し掛ける玲がいた
瑠奈
瑠奈
玲が私の顔を見つめる
玲
玲は言葉に詰まっていた
ただ言いたいことは何となくわかった
瑠奈
どうして分かったのかと言わんばかりに 玲が目を見開く
玲
瑠奈
玲
玲が私の言葉を遮る
玲
瑠奈
突然すぎる玲の言葉に私は 首を傾げる
玲
瑠奈
玲
私は訳が分からなくなり玲を見上げた
瑠奈
玲
玲
玲はえへへと笑う
でも、違う
瑠奈
瑠奈
瑠奈
瑠奈
玲
瑠奈
私がそう言うと玲は寂しそうに笑った
玲
瑠奈
玲
瑠奈
恥ずかしくて言えなかった本音
玲がいい、玲じゃなきゃ嫌だ
他の誰かなんて、嫌なんだ
玲
玲が目を見開く
ねぇ、玲?
玲が変えてくれたんだよ?
人と関わることが怖くて、好きになる なんて、好きになってもらうなんて
出来るわけないと思ってた
でも、玲が、
変えてくれたんだ
私はゆっくりと息を吐いた
瑠奈
玲の顔がみるみる赤くなっていく
瑠奈
玲
私は精一杯の気持ちを込めて 微笑んだ
瑠奈
瑠奈
玲
玲
玲
瑠奈
玲
玲が不思議そうに首を傾げる
瑠奈
玲
玲はまた顔を赤くする
瑠奈
玲
瑠奈
玲
そう言って玲が口を尖らせる
初めて気付いた思い
玲に出会えて良かった
私は心からそう思った
みるく
みるく
みるく
みるく
みるく
みるく