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こさめ
LAN
暇なつ
すち
今回は、おとめ座の神話です。
また、ペルセポネの立ち位置は諸説あります(今回はペルセポネとなっています)
農業の神LANは、すちとの間にこさめという子を生みました。
こさめ
LAN
すち
LAN
こさめ
大神すちとLANとの間に生まれたこさめは、美しく成長していきました。
こさめの美しさは、地下深く冥界にまで伝わりました。
暇なつ
暇なつ
冥界の王・なつはその噂を聞き、彼女を妻として迎え入れようとしました。
LANは母として育てた娘を、冥界になんて行かせたくありませんでした。
しかし相手はすちに次ぐ実力の持ち主です。
LAN
暇なつ
暇なつ
LAN
暇なつ
暇なつ
LAN
こさめ
LAN
こさめ
LAN
こさめ
LAN
LAN
こさめ
LAN
LAN
こさめ
LAN
LAN
ニンフ
LAN
ニンフ
LANはこさめをシチリアに隠す事にし、 なつが近づかないようその地のニンフ(妖精)に娘を守らせました。
暇なつ
こさめを隠された事を知った事でなつはとても怒りました。
暇なつ
暇なつ
こさめ
ニンフ
こさめ
なつは、彼女の居場所を見つけ出し、ニンフと一緒に遊んでいる時を狙ってその大地を割りました。
ゴゴゴ…
ニンフ
こさめ
大地の狭間にこさめは落ちて行きます。 深く暗い闇の世界へ、
こさめ
ただ、真っ逆さまに…。
暇なつ
こさめ
こうしてなつは本人の意思など関係なく、こさめを妻に迎え入れる事に成功しました。
LAN
この事にとても悲しんだのは母・LANです。
愛しい娘が冥界で怖がっていないか、 泣いていないか心配で仕方がありません
LAN
こさめに会いたくてLANは泣き続けました。
LAN
農業の神であるLANが悲しむと、地上の草木は枯れ果てました。
すると作物は何ひとつ採れません。
地上の人々は飢え、命すら枯らしてしまいます。
すち
天界からその様子を見ていたすちは 人々の叫びをなつに伝えました。
すち
暇なつ
暇なつ
すち
なつは承諾しましたが、ただで帰すつもりはありませんでした。
暇なつ
こさめ
暇なつ
なつの元に来てからというもの、何ひとつ食べていなかったこさめに赤い実を12個持ってきました。
暇なつ
こさめ
暇なつ
彼女が食べたのは冥界のザクロの実です
冥界の食べ物を口にしてしまったこさめはこのままでは地上に帰る事が出来ません。
すち
なつの罠に気づいたすちは娘を不憫に思います。
すち
そしてすちは力を使い、限られた期間だけでもこさめを地上に戻すよう取り計らってくれました。
こさめ
LAN
再会した母親はとても喜びます。
LANの悲しみが消えると、草木は育ち作物もとれるようになりました。
しかし、ふたりはずっと一緒にはいられません。
こさめ
LAN
こさめはザクロの実を12個のうち4個食べていました。
そのため一年の3分の1は冥界に行かなければならないのです。
LAN
再び別れの時が来て、またもLANは悲しみに包まれます。
こさめ
LAN
こさめはLANとの再会を約束してなつの元に向かいました。