君の笑顔が見たいから

綺麗な夕日に光る球体と、猫背の君。

君を初めて見た私は、心を奪われた。

恋に落ちた。


君に操られるボールは、とても気持ちよさそうに弾む。

君の手先で弾むボールは、夕日に重なる。



君をいくら突き放しても、私の心は言うことを聞かない。


彼のことを、これ以上、好きになっちゃダメなのに。

「私の好きな人、あの人なんだ〜！」

隣でそう呟く彼女の顔は、とても赤かった。

推 し だ と 思 っ て い た 人

この度、無気力ちゃんシリーズがコミュニティガイドラインに何個か引っかかってしまったため、アニメ画像無しで再投稿します。(今までのは下書きに変更させて頂きました。)
最終回までなるべく期間を開けずに投稿します。
見てくれると嬉しいです。🙇⤵︎

【短編】(不思議な狐に出会う。)