分厚い壁に囲まれているような静けさと
僕自身を飲み込んでしまいそうな真っ黒な暗闇
"怖い"
一番最初に浮かんだ言葉はこれだった
そして時間が立つにつれ、 その思いは大きくなっていく
自分はこの闇に飲み込まれて 消えてしまうのではないか
と思うぐらいだった
その時
暗闇から手が出来た
その手は、 僕の手と似ていた
多分、 他の人は恐怖を感じるんだろうけど
僕にとっては、 安心感が湧いて来た不思議な感覚になった
その手は僕の手より大きく温かかった
触ってはいないけど何故か分かる気がした
その時、 急に光りに包まれた
あめりか
目が覚めたばかりだからか 視界がぼやけている
身体の至る所が痛い
寝っ転がって居るところが 凄くフカフカしている
??
誰か横から寝息が聞こえる
そんな事は知らない
二度寝しよ
……ん?
寝息?
恐る恐る隣を見る
其処には顔が整った男が寝ている
そして 深呼吸をし、
ぎゃああぁァァァ!?!?!?
精一杯叫んだ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
ヌシ
コメント
1件
神イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ