カレーライス
それは、老若男女問わず親しみのあるインドの料理だ。
甘い物もあれば舌が焼けそうになるほど辛い物もある。
ご飯以外にも、パンやうどんにつけたり…
なんならカレーのルーだけ飲んだり…
なんならカレーとご飯を別にして食べたり…
まぁ多様性に溢れた料理となっている。
カレーと聞くと、人によっては様々なものを思い浮かべると思う。
カレーと聞くと…
”海軍”や”海上自衛隊”っと思い浮かべる人もいるのではないかだろうか?
そう。カレーは海軍でとても親しみのある料理だ。
『毎週金曜日にはカレーが出る』
船の上では曜日感覚が完全にバグるため、金曜日をカレーと決めることで…
『あ、今日の昼飯カレーなら今日は金曜日か…』って船乗りが思うらしい。
ここで1部の人はこう思うだろう。
『さすがに週1とはいえ毎週1度カレー食べてたら飽きね?』っと…
そう。飽きるのだ。日本人でも毎週1度、寿司を食べていたらいくら美味しいとはいえ飽きてくる。
そこで海軍はある考えを出す。
『カレーって多様性に溢れてるからカツとかチーズとか入れたら別の料理っぽくならね?』っと…
そう。カレーに色んな具を入れ込む事で飽きないカレーを目指してきたのだ。
おかげで、海上自衛隊の護衛艦どの艦も必ずオリジナルのカレーを持っている。
護衛艦によっては、イカリングやチーズが入っていたりする。
そして年に一度、世界各国の海軍が集まり『海軍カレーチャンピオンズ』という大会が開催される。
世界各国の海軍がパールハーバーに集まり、自艦のカレーを審査員に出し世界一の海軍カレーを決める大会だ。
まぁ、とても平和な大会と言えるだろう。
優勝すれば、そのカレーはイベントに来ていた参加者に振る舞われる。
これは、1人の海上自衛官が『海軍カレーチャンピオンズ』に優勝するため…
仲間達と戦う平和な(?)日常の物語である。
海上自衛隊 護衛艦あさひ
本日は金曜日 そして12時ジャスト
午前中の訓練で疲れきった自衛官たちが”カレー”という癒しを求めて食堂にやってくる。
自衛官
勇吾
彼は松倉 勇吾。あさひの食堂で働いている自衛官だ。
自衛官
勇吾
自衛官
自衛官
自衛官はウキウキになりながらカレーを席に持っていく。
勇吾
勇吾はエプロンを外し壁にもたれる
名倉
勇吾
名倉は台所の台の上に置かれていたメモ帳を手に取る。
名倉
名倉
勇吾
名倉はメモ帳を開き中を見る。そこにはカレーの具材や調理方法のメモがぎっしり書かれていた。
名倉
勇吾
勇吾は頭をかきながら名倉に向かって苦笑いする。
名倉
勇吾
名倉
勇吾
名倉
勇吾
名倉
勇吾
名倉
勇吾
名倉
勇吾
名倉
勇吾
名倉
勇吾
名倉
勇吾
名倉
勇吾
名倉
名倉は腕を伸ばす。
勇吾
名倉
勇吾
名倉
名倉は近くの寸胴にあった勇吾が作ったカレーをスプーンですくいペロっと舐める。
名倉
勇吾
名倉
勇吾
名倉は勇吾の肩に手を置きカレーを絶賛する。
名倉
名倉
勇吾
名倉
名倉
勇吾
名倉
ガチャ
彌生
その時、1人の女性自衛官が調理室に入ってくる。彼女はあさひの食料保管庫の管理をしている坂出彌生である。
名倉
彌生
名倉
彌生
名倉
彌生
名倉
彌生
名倉
名倉は微笑みながら勇吾を指さす
彌生
名倉
彌生
彌生はスプーンに寸胴のカレーのルーを少しつけ口に運ぶ
彌生
名倉
勇吾
彌生
勇吾
彌生
名倉
勇吾
彌生
名倉
彌生
勇吾
彌生
勇吾
彌生
勇吾
名倉
名倉が笑みを浮かべ2人に言う。
名倉
彌生
彌生
名倉
彌生
名倉
勇吾
名倉
勇吾
勇吾
彌生
名倉
勇吾
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