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イラスト好きっ
私は次投稿されるまで生きてやる! 後ここの日帝とても好物です(?)
…とまぁ、イタ王に あっちこっちへと 連れ回されようやく 食堂で落ち着けた。
日帝
イタリア王国
日帝
ふ~ん、と、 興味がなさそうな 返事を返される。
ナチス・ドイツ
先輩が尋ねて くれたので、俺は 周りを見回す。
見慣れない食べ物の 店が多く、かなり 迷うな…
イタリア王国
ナチス・ドイツ
イタリア王国
ナチス・ドイツ
目の前で二人が 言い合っている間に 決めてしまおう。
…だが、見える看板に 書かれているのは 未知の食べ物屋の 名前。
何だ? この世界は日本人に 全く優しくないのか?
日帝
心の中でちょっとした 愚痴を言いつつ、 決めなければならないと いう自分への命令にも 似た思考が巡る。
長い間考え込み、 俺が発した言葉は…
日帝
イタ王と同じ、 パスタだった。
イタリア王国
日帝
パスタ信者が増えたと 思ったらしいイタ王に 引っ付かれそうに なるが神速で離れ、 先輩の隣に座る。
イタ王はどこか 不服そうだった。
ナチス・ドイツ
日帝
しばらくしたあと、 先輩とイタ王が 料理の注文に行って くれた。
俺はやり方が全く わからんし、これから 覚えるということで 今回だけは席取りで 待機していてほしいと 言われたのだ。
日帝
子供連れも多く、 沢山の人でわいわいと にぎわっている。
戦時中の重苦しい 雰囲気に比べれば、 こちらの方が圧倒的に 楽しそうだ。
日帝
思わず笑みが 零れた。
そんな時。
???
聞き覚えのある声が 耳に届いた。
北朝鮮
ラーメンをお盆に 載せ立っていたのは 北だった。
日帝
北朝鮮
日帝
北朝鮮
これで、と北が 去ろうと後ろを 振り返るとそこに 居たのは…
イタリア王国
ナチス・ドイツ
2つずつお盆を 手に持って帰って 来た先輩たちだった。
北朝鮮
イタリア王国
北朝鮮
北が無表情で 答えると、イタ王は 反対に満面の笑みを 浮かべた。
イタリア王国
北朝鮮
イタ王のその発言に、 北は目をぱちくりと させた。
ナチス・ドイツ
日帝
北朝鮮
北の呆れた様な 声に、俺と先輩は 顔を見合わせた。
そして、せーのと 言うまでもなく 同時に声を発する。
ナチス・ドイツ
日帝
その揃った声で、 更に北はため息を 吐いた。
イタリア王国
ナチス・ドイツ
イタリア王国
目の前ですでに 食べ終わった二人が 睨みあいを始めた。
北はラーメンを啜り、 俺はパスタをフォークに 巻いて黙々と食べていた。
北朝鮮
日帝
北朝鮮
俺と北でも黙々と 食べ進め、あと もう少しとなった ところ。
イタリア王国
イタ王が不思議そうに 北に尋ねた。
北朝鮮
イタリア王国
イタ王は考え込むような 仕草を見せたのち、 真顔で言った。
イタリア王国
ナチス・ドイツ
北朝鮮
北が首を傾げた。
イタ王はスマホを 取り出し、スクロール していた。
イタリア王国
北朝鮮
呆れた様な 表情で北は ため息を吐いた。
ナチス・ドイツ
イタリア王国
イタ王はシェイクを ずごご、と飲み干した。
北朝鮮
手に紙袋を下げた 北が先輩に軽く 礼をした。
ナチス・ドイツ
北朝鮮
ナチス・ドイツ
昼食も食べ終わり、 そろそろ俺たちも アメリカの家に 向かわなくてはならない 時間になった。
そのため北とは 必然的にここで 別れなければ ならないので、 先輩が北にお土産を 買い与えたのだ。
北朝鮮
先輩と話し終えた らしい北が、珍しく ふわりと笑った。
日帝
北朝鮮
イタリア王国
照れたように北が 笑った。 今日は表情がころころと 変わって、かなり 珍しい日だ。
ナチス・ドイツ
北朝鮮
手を振って、北は 去って行った。
ナチス・ドイツ
先輩の声で、俺と イタ王は駐車場の方へと 歩き出した。
ナチス・ドイツ
ふと後ろを振り返ると、 イタ王のすぐ後ろに いるはずの日帝が 居ない。
ナチス・ドイツ
冷や汗が一気に伝う。
もし、もしも本当に 日帝が何者かに攫われて いたとしたら━━━…
何のために、俺たちが 居たというのだ。
イタリア王国
悶々と考えている時、 イタ王がそんな声を あげた。
ナチス・ドイツ
イタリア王国
視線をイタ王が 指さす方へと 向けると、そこには 間違いようもない 元同盟国の姿が あった。
ナチス・ドイツ
ほ、と安堵の息が 零れる。
ナチス・ドイツ
俺は大きく息を 吸い込み、日帝の 背に向かって声を かけた。
ゆっくりと、 日帝が振り返った。
その瞬間。
ナチス・ドイツ
俺は思わず、口元を 手で押さえた。
イタリア王国
イタ王が俺の顔を 覗き込んで、心底 不安そうな表情で 問うた。
俺は首を振って、 大丈夫だと 一言言った。
イタリア王国
イタ王が不審そうな 目で俺を見た時、 日帝も帰ってきた。
帰ってくるなり、 血相を変えて俺に しがみつくように 肩に手を置いた。
日帝
ナチス・ドイツ
たかだか、一瞬だけ 過呼吸になりかけた だけだ。
それに、もう落ち着いた。
ナチス・ドイツ
イタリア王国
ナチス・ドイツ
上の空気味で 返事を返す。
ナチス・ドイツ
戦火の中を 泣きながら進む、 あの頃の日帝に 見えた。
日帝
日帝
日帝
日帝