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ー淡い愛ー
# first.
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@ 奈那海
もうやだ_,
_この子が道端に居て_、
_周りを見たけど親はどこにも居なくて 、
だから、分かりましたって。_
何回も聞きました。_
_この子を是非預かって下さい、
_お願いします 、!
_どうか、、どうか、!
だから、あなたが親なんですって。_
何度も言ってるじゃないですか娘さんも_
そうなんだよね?_
奈那海
ほら。_
早く帰りましょ。_
もう夜遅いですよ_
_この子は違う!!
_道に1人だったのよ、!
奈那海
奈那海
_あなた誰よ!!
_早くお母さんの元に帰りなさい!
奈那海
奈那海
お母さんは重度の認知症 。
私の顔なんて覚えてすらない 。
この有様だ 。
_なんで着いてきてるのよ、
奈那海
_私はあんたのお母さんじゃない!!
_私には大事な子供が居るのよ!!
奈那海
_違う!
_もっと可愛らしくて、
_もっともっと元気よ!
奈那海
私を覚えてないからって、
こうやって言われるのは
なかなか辛いものだよ 。
_あっ !
奈那海
どっか行っちゃった 、
奈那海
大きいため息しかでないよ 、
_ねぇ、どうしたの?
_こんな夜遅くに危ないよ 。
奈那海
_お母さんは?1人?
奈那海
_ほんと?
奈那海
_泣かないで 。
_どうしたの?話聞くよ 。
奈那海
奈那海
_お母さんのところまで歩ける?
奈那海
奈那海
_こりゃダメそうだね。
_そうだね 、僕たちの家まで連れていくよ。
_危ないものじゃないから 、笑
奈那海
_よし、おいで 。
next.