コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
叶葉
叶葉
叶葉
○*○*その名前を聞いた瞬間、コホッと喉が詰まった感じがした
叶葉
叶
叶葉
叶
叶葉
多分耳のいい叶葉にはさっきの喉が詰まったような音が聞こえてたと思う 気を遣わせたなぁ
叶
バタンッ
叶葉
槊
叶葉
槊
叶葉
槊
槊
槊
槊
槊
叶葉
叶葉
槊
ガチャッ
叶
叶
叶葉
叶
叶
叶葉
叶
叶葉
叶葉
叶
叶葉
叶
叶葉
叶
叶葉
叶葉
○*○*という鬼、知ってる?
叶
叶葉
叶葉
叶視点
叶
嫌なほど記憶に刷り込まれた名前
戦争の中でもトップレベルに後悔したことだから
叶葉
叶
叶葉
叶葉
叶
バタンッ
叶
その名前は僕がまだ戦争に出て間もない頃に一番初めにあった鬼の名前だ
鬼は戦闘前に相手に名乗るという礼儀?を持っている
でも、僕は戦争に出てすぐ死にたい気持ちが出てきたから、相手の名前なんてよく覚えてなかった 適当に戦って深傷を負って死ねればそれでよかった
あんなことがなければ
○*○*との戦闘中、僕の無線機に全体命令で通達が来た 内容は、鬼を何匹か半殺しに留めろということだった でも僕はその戦争で死ぬ予定だったから別になんでもいいやと思った
○*○*という鬼はかなり弱かった、だから僕は弱気を出してその人を傷つけないように動いた でも僕のすぐ近くにいた大人が僕に命令をした 「殺すつもりでかかれ、じゃないとお前も殺すぞ!」って
まだ幼かった僕には殺されるというよりもその圧が怖かった
すると○*○*は「君が殺されるなら俺を殺してくれ、でも娘だけは守ってくれ」って言い出した その時の顔はとても嘘とは思えなかった なんで敵にこんなに優しくなれるんだろう 不思議だった 娘さんの元に返してあげたいでもその傷じゃ生きては帰れないと思った ならばせめて楽に殺してあげようと思った そしたら大人の人がこっちに来た その瞬間○*○*を気絶させて連れてった
そしたら大人の人が「こいつは何か言っていなかったか?」って言ってきた 無言でいたら僕もボコボコに殴られた 頭もボコボコに殴られて何も考えられなくて僕は
娘がいる、って言った
そこから数日間娘の捜索が始まってしまった
これが僕の後悔している出来事
あの時、相手の意思を汲み取ってさっさと殺しあげれればあの人は拷問されて死ぬことはなかった
もし僕が娘がいるなんて言わなければ彼女が命を狙われることもなかった
ポタッ
あの日の出来事を思い出していたら急に涙が出てきた
叶
叶
ガチャッ
叶葉
叶葉
叶葉
叶
タイミングよく?悪く?帰ってきた叶葉に全てを話してみた 嫌われたらそこまでだと思った
叶葉
叶葉
叶
叶葉
叶
叶葉
叶葉
叶葉
叶
叶
叶葉
叶
叶
叶葉
叶
叶葉
叶葉
叶葉
叶
叶葉
叶
叶葉
叶葉
叶
next♡150