青黄

青黄 桃青表現 ◎

その約束を交わしたのは覚えてないほど昔のことで

｢ずっと｣という意味もよく分からなかったあのとき

気がつけばもう高校生になっていた

僕たちの関係は

幼なじみというか 親友というか

なんでも知ってて素を出せる仲って感じ

あのあと僕ところちゃんの会話を聞く度ツボってたさとみ先輩

ころちゃんとさとみ先輩が仲良かったのは初耳だけど

偶然にも話せてよかった

さとみ先輩を気になり始めてたのは中学生の時から

僕の家の前を通る姿を見てずっと話したいと思ってた

ころちゃんの声も耳に入らないくらい

今日はついてるなと思った

今日はついてる

バスケはできなくてもさとみ先輩と同じチームになれたらな

でも運がついてるのはここまでらしい

視界が歪んできた

体調が悪いわけではない

涙が溢れそうになっただけ

浮かれすぎてたから余計辛い

ころちゃんが僕だったら と考えてしまう僕は最低だろうか

ころちゃんからパスをもらったさとみ先輩

瞬きする頃にはもうゴールにいた

少し見えるお腹が僕をもっと好きにさせる

何が起きたのか分からなくて

激しい痛みが襲いかかってきてそこからの記憶がない

さとみ先輩の目は 透き通っていてとても綺麗だった

その目に吸い込まれそうで

その笑顔は眩しかった

ついてないけど

すごく嬉しかった

そういうとさとみ先輩はニコッと微笑んだ

落ち込んでる僕を励ましてくれる優しさに甘えた

ドア越しに聞こえてくる声は楽しそうで

ころちゃんは｢さとみくん｣と呼んでいた

幼なじみ? 僕が怪我して寝てた間に仲良くなった?

僕も仲良くなりたい

それ以上の関係にもなりたい

僕がさとみ先輩のこと好きなの知ってるはずなのに

なんでそんなに近づけるの?

朝起きても激しい痛みがあり

それが収まるのに時間がかかり遅刻気味だ

そこには2人で楽しそうに話してた

言い合ってるように見えるけど

喧嘩には見えない

僕だけ仲間はずれ…?

そっか

僕の方が遅かった

さとみ先輩の隣にいれるのは僕じゃなくて

さとみ先輩の隣にいれるのはころちゃん

なんで気が付かなかったのかな

そんなことより僕がさとみ先輩の事好きって言ったときころちゃんは

どう思った?

頭も心も痛む

誰かの優しさでさえも

無我夢中で家まで走った

あそこにいたくなくて

ころちゃんに合わせる顔がなくて

正確に言うと逃げてきた

自分が壊れそうで

涙が止まらなくなると思うから

ほら今だって

涙は止まらず出てくる

僕は物語でいうモブキャラだったんだ

止まらずの涙

きっと顔も感情もグチャグチャで

この傷を癒してくれるものはない

ピンポーン

人に会いたくないのに

出ないようにしたけど何回も鳴るインターホン

怒り気味に玄関に向かった

もう止められなかった

もう少しで忘れることのできた2人の存在も

また涙が溢れてきた

ころちゃんも泣きそうになっていて

さとみ先輩は困ったような顔をしていた

だけどその目は真剣で

怖くなった

𝑒𝑛𝑑

はいおひさ👋🏻‪

なんかこれはね、体験談というか

親友の方がヒロインなんじゃないかって

例えば緑(🍅)さんって赤さんのオタクじゃん

だけど黄(🥔)さんの方が赤さんと絡む機会多いというか

100時間リレー最後の枠のプレゼント交換でもそんな感じというか

結構 自分じゃなくて自分の近くにいる仲良しの人がたくさん絡んでるみたいな

意識してるじゃないけど運とか自然的にね

そんな感じなとき私にもあったなと…

てかたまアリもうちょっと🩷🩷

けど2日後テスト

なんてこった

あ、しかも東ド決まったね🥹🥹

ほんとやばい ちなみに参戦予定です👍🏻

倍率えぐいと思いますけど

もう今年は限界受験生になっちゃいますから

楽しいことあればしに行くよ‪👊🏻

1000♡くださいまじ🙏🏻‎😵‍💫