注意
こちらの作品は🌈🕒nmmnとなっております。 🏢×⚔️ ご本人様とは一切関係ございません。 他アプリ、サイト等への転載の全てを禁止とさせていただきます。 上記の内容をご理解ください。 作者、初めての二次創作となります。 誤字脱字等ございましたらご報告いただけると幸いです。
この作品のkgtyは付き合っています。
では、はじまります。
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待ち合わせは18時半。 現在時刻は19時を回っており、僕は少しの焦りと苛立ちを感じた。
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家族に手を借り、きちんと着付けられた浴衣は夏の夜によく映える爽やかな青色であった。
兄や姉の冷やかしを受け流しつつ、逸る気持ちを抑え家を出てきたというのに。肝心の彼はなかなか現れなかった。
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息を切らしながら駆け寄り、必死に謝っている彼は、紛れもなく僕が待ち続けていた人物だった。
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奢らせてください、と眉を寄せて申し訳なさそうにはにかんだ顔が、あまりにも。
あまりにも、愛おしくて。 待ち時間なんてどうでも良くなってしまった。
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また、デタラメな言葉が口からこぼれ落ちる。本当はもう許しているというのに。
でも彼は、そんな僕の本心を見抜いてくれるのだ。
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急に手を繋がれて、人混みの中に引かれて行く。
早くなる鼓動に合わせて火照った頬が、紅い提灯に照らされて。 どうしようもなく、心が弾む。
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僕の消え入りそうな言葉を聞いて、満足気に笑った彼はあたりの露店を見渡す。
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店主から真っ赤にきらめくりんご飴を受け取った社長は、少年のように無邪気な表情をしている。
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言えるわけが無いだろ。
社長に対して、素直になりたい。 なんて。 バカみたいな願い事。
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ガリッ、と大口でりんご飴を齧った。 甘くて固くて、ちょっとすっぱい。
僕のちっぽけな願いなんて吹っ飛ばしてしまうくらい、子供みたいにはしゃぐ社長が とても輝いて見えて。
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え、なんで。
思ったことが、勝手に。
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ぐい、と手を引かれ、顔が近くなり、 自然と鼓動も早くなる。
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社長の視線に耐えきれず、持っていたりんご飴を落としてしまった。
社長の真剣な熱の篭った眼差しが、ぐにゃりと歪んだ気がした。
続き、書きます。 Rになりそうです。 よろしくお願いします。
コメント
2件
え''好きすぎる!!続き待ってます(*^^*)