いじめっ子1
夕
夕
いじめっ子が急に現れて 私のシャーペンを取る
いじめっ子2
立ち上がった私の後ろから もう一人が現れて 両腕を拘束される
いじめっ子1
いじめっ子1
無一郎
僕は時透無一郎。
2週間程前かな…帰ってる途中に 一人の女の人が壁にチラシを 貼っている所を見かけた
思わず立ち止まると、女の人が 僕に気付いたらしく
声をかけてきた
家庭教師をやってみないかって 言われて、最初は断ろうとした
だけど、給料の話を聞いて すぐに考えが変わった
日数は多いけどそれなりに 価値はあった
ただ教えればいいだけだと 思ってたのに…
我儘だったり、何かと文句を 言ってくる。
昨日はいきなり部屋飛び出すし…
不本意だけど、 このままじゃ給料に関わりそう だから謝りに行こうと思う
本当は、家庭教師の時間の時で いいかなって思ったけど
謝るなら早めがいいって どこかで聞いた気がするし…。
1年T組の前
夕
無一郎
何事だろうと思い 教室の中を覗いてみた
いじめっ子1
いじめっ子1
無一郎
この子は、どこか他の人とは 違うとは思っていた
だって、女というのは 何かあるとすぐに泣いて、 人に抱きついて 慰めて貰おうとする生き物
そう思っていたから
無一郎
無一郎
無一郎
いじめっ子1
いじめっ子1
いじめっ子1
夕
夕
いじめっ子2
夕
体を動かしてみたけど、この拘束は 解けそうにない
夕
夕
いじめっ子1
いじめっ子1
いじめっ子1
いじめっ子2
夕
無一郎
夕
いじめっ子1
いじめっ子2
拘束が解ける
夕
無一郎
いじめっ子1
いじめっ子2
夕
無一郎
無一郎
いじめっ子1
いじめっ子2
いじめっ子1
いじめっ子1
無一郎
いじめっ子2
いじめっ子1
いじめっ子1
いじめっ子2
無一郎
無一郎
普段より一際低い声が教室に響いた
いじめっ子1
乱暴にシャーペンを置かれて いじめっ子2人が 慌ただしく教室を出て行った
夕
しばらくの沈黙が続いた
夕
無一郎
夕
無一郎
無一郎
夕
無一郎
少し考える仕草を見せる時透くん
夕
夕
無一郎
無一郎
夕
夕
無一郎
夕
少しだけ歩いて窓の近くに行く
無一郎
夕
夕
驚いて振り返ると、こっちをじっと 見つめてくる時透くんと目が合った
無一郎
夕
夕
無一郎
無一郎
夕
夕
無一郎
無一郎
夕
え、ん、え、なに? 名前呼ばれただけ…だよね
夕
夕
コメント
7件
やべっ死にそう=͟͞͞('、3)_ヽ)_
ゴフッ