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1945年、まだ戦争があった時代 僕達は 少し濁った湖で出会った
Han 𓍯
ねぇ、
Han 𓍯
何してるの?
Nabi 𓍯
絵、描いてた。
Han 𓍯
見せて
Nabi 𓍯
はい。
彼女が描いた絵は とても幻想的なもので 見ると不思議な気持ちになった
Han 𓍯
…
Nabi 𓍯
変…かな?
Han 𓍯
変じゃないよ。
Han 𓍯
凄く素敵
Nabi 𓍯
、ㅎㅎ
Han 𓍯
なんで笑ってるのㅎ
Nabi 𓍯
私の絵を見て"素敵"って言う人、
初めてだったから
初めてだったから
Han 𓍯
えっ、そうなの?
Nabi 𓍯
まぁ…こういう絵を描く人は
あまりいないからじゃない?
あまりいないからじゃない?
Nabi 𓍯
だからそう言ってもらえて
凄く嬉しい、ありがとう。
凄く嬉しい、ありがとう。
Han 𓍯
いやいや、ㅎㅎ
Han 𓍯
あっ、ところで名前なんて言うの?
Nabi 𓍯
なび、
Nabi 𓍯
ちぇ なび。
Han 𓍯
僕、はん じそんだよ
Han 𓍯
よろしくね、なび
Nabi 𓍯
よろしく、じそん
こうして 僕達は友達になったのだ
それから数ヶ月後 僕達はなんでも話せる仲になり 親友になった
Han 𓍯
ねぇ、なび。
Nabi 𓍯
ん?
Han 𓍯
今起ってる戦争が、終わると思う?
Nabi 𓍯
…うん
Nabi 𓍯
きっとね。
Han 𓍯
そっか〜…
Nabi 𓍯
どうしたの?
Han 𓍯
このまま戦争がずっと続いたら、
僕達の運命はどうなるのかな。
僕達の運命はどうなるのかな。
Nabi 𓍯
大丈夫だよ
Han 𓍯
なんでそう思うの?
Nabi 𓍯
私達なら大丈夫。
Han 𓍯
…ㅎㅎ
Han 𓍯
そうだよね
Han 𓍯
僕達なら大丈夫だねㅋㅋㅋ
Nabi 𓍯
そうだよ
Nabi 𓍯
ねぇ、歌歌って?
Han 𓍯
いいよ。
Han 𓍯
In a dark and cold dream、♩
(暗くて冷たい夢の中)
(暗くて冷たい夢の中)
Han 𓍯
We're all right…♩
(僕達なら大丈夫)
(僕達なら大丈夫)
Nabi 𓍯
私、じそなの歌声好きだなぁ…
Han 𓍯
ありがと
Han 𓍯
僕はなびの絵が"大好き"
Nabi 𓍯
大好きはずるいでしょ、ㅎ
絵だけじゃないよ 僕は君のことが好き だけど 今は伝えられないな
だけど
その判断が 僕の後悔への道になった