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・ご本人様と関係ありません ・個人用なので駄作 ・ファンタジー ・差別発言 ・短い ・キャラ崩壊注意 ・何が来ても良い人向け
以下本編 87タップ
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彼の心に寄り添っていればこんなことにはならなかった。
もっと、彼の隣に居るべきだった。
後悔しても彼は見つからない。
彼を見つけたら「ごめん」と言おう。
森に入った途端、雨が降り出した。
傘もレインコートも無い。
ずぶ濡れになりながら彼を探す。
少し奥まで入った所に見覚えのあるスーツが目に入った。
隣には彼が寝ている。
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🙂
その言葉に頭に血が上って彼を殴りかかる。
だが、簡単に止められる。
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🙂
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炎魔法を出す為に手を伸ばした瞬間、スーツの男が先に煙幕を出した。
毒ガスを警戒して口元を押さえながら彼に近づく。
吸わせないようにもう片方の手で口元を押さえる。
その時、違和感に気づいた。
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ポツポツと降ってはくるが、原っぱに居た時より弱い雨だ。
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あの男に対して少し警戒心が薄れる。
悪夢を見せているとはいえ、微量の良心が残っているのかもしれない。
だが、悪夢を解決する方法は分からない。
彼を観察して解決方法を探る。
よく見るとジャージのポケットが膨らんでいた。
取り出すと小瓶が入っていた。
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訳が分からなかったから彼をテントまで運ぶ。
Nakamuとシャークんは既に起きていた。
Nakamuは何かを感じたのか真っ先にきんときに駆け寄る。
🐼
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🐼
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僕は小瓶を皆に見せる。
次はシャークんが反応した。
🦈
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🦈
悪い効果が無いのなら飲んでみるのも有りだ。
苦しそうな彼を見て僕は決意を固める。
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三人の頷きを見てから小瓶の中身を口に入れる。
甘い味が口の中に広がった後、瞼が重くなった。
目を開けると見覚えのある部屋に居た。
だけど、洋服の量が増えている。
異質を感じながら部屋を眺めていると目の前に彼が居た。
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僕の声に反応して彼が振り返る。
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手を差し伸べても彼は手を取らない。
まだ警戒しているのだろう。
僕は彼の隣に座って彼が描いていた絵を見る。
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🎤
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語っている内に彼の目から涙が零れてくる。
僕は彼の肩を掴んで、自分の胸に彼の頭をくっつける。
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こんなに弱っている彼を初めて見た。
感情的になるのを抑えて彼に自分の本心を伝える。
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小さな体を抱き締める。
彼はそっと背中に手を回してくれた。
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彼から聞いた「大好き」が嬉しくて強く抱き締める。
これはもう返事が来たみたいなもんだろう。
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ボロボロと部屋が崩れていく。
また眠気が襲ってきた。
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薄れゆく意識の中、僕達は唇を重ねた。