とまと
とまと
とまと
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今日は悪戯されながら携帯を見ていた。
少しすると, かんなは寝息を立てて眠っていた 。
しいな
呼び掛けても眼を開かない 。
しいな
少しの悪戯心が湧いてしまい ,
いつもの仕返しの様にしてみた 。
しいな
頬を指で突いてみる 。
柔らかくて , 触り心地がいい 。
しいな
楽しくて段々口角が上がってくる 。
次は , 頭を撫でて見る 。
普段 , かんなを褒める時 撫でてやるとすごく嬉しそうな顔をする 。
その時を思い出して , 自分の笑みも溢れてくる 。
しいな
その次は力一杯抱き締めてみた
起きない程度に 。
しいな
自分よりも一回り大きな体 。
自分よりも筋肉のある四肢 。
しいな
最後に , 口付けしてみようとした 。
何時もかんなからして貰っていて , 自分からするのは照れ臭い 。
しいな
でも , 矢っ張恥ずかしくなって ,辞めて寝ようとする 。
かんな
耳元から聞こえる声 。
ベットの軋む音がした時 ,自分の上で かんなは笑みを零して ,
かんな
かんな
しいな
かんな
笑いながら優しく口付けをされる 。
かんな
ふふ , と笑って 自分の寝る所に戻る 。
顔が暑くて , 寝られる気がしない
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