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湖葉音「僕は「俺」として生きるのがいいのかもね。演技をするのは得意だから、って思ってるよ。」
今回も神作だね!!!! めちゃくちゃ良かったよ〜!!!! 本当に母は面倒い存在だったねー… 前、日記で詳しい話は聞いたから 説明しなくても大丈夫!!!(?) 兄と言う憧れを演じてる…良いね☆ 凄くそれで良いと思うぜ!!!(?) 次回も楽しみに待ってるね!!!!
ねぇ、母さん…僕のことどこに連れていくの…?
とっても…愉快なところよ…
ゆかい…?
それより母さん、強く握らないで…痛い…
仕方ないでしょ…
仕方…ない…?
多分…5年くらい前の話
あまり思い出したくないけど、 今を「僕」で過ごすから、思い出すんだろうな。
5年前、僕の兄は交通事故…いや、結局のところどうなのか…未だにわかっていないけど
僕の兄が死んだのは事実… 殺人であれ事故であれ、もうこの世に姿を見せることは二度とない
…という話は、聞いたことあるんじゃない?
その後の両親の喧嘩は酷かった…内容はよく分からなかったけど…
両親はその後離婚したんだけど…
僕は強制的に母さんの方に連れてかれたよ… 弁護士の人の意見も無視してね。
それからというもの…最初の方はあまり変わりなかった
人っていう生物はすぐ変わるものなのは理解してた…
でも怖かったかな… あの時の母さんは
大量に違法薬物積んできて、それを仲間と分け合ってたのは… 僕に無理強いしてきたしね…
うぅ…この話はここまでにしようか…
結局、この後母さんは殺された。 なんだか悪巧みしてたらしい
その後、僕は抜け出して父さんに引き取られた。
その後は…まぁ分かるでしょ。
でもどうしようが、しまいが過去は変わらない…
でも思い出したくないから、僕は自分で自分の「偽物」を演じることにした…
「偽物」…本来の「僕」じゃなくて、憧れてた兄の姿を再現するだけ…
…ありがとう、父さん… おかけで、「僕」…いや、「俺」として過ごせる