瑛蓮(幼少期)
記録────2006年10月 横浜市 一戸建て
瑛蓮(幼少期)
瑛流那
麗珠燈
瑛流那
麗珠燈
特急相当呪詛師(來呪 麗珠燈《術式:呪確 呪いを無理やり付与できる》)の情報あり
瑛蓮(幼少期)
蓮叶
麗珠燈
対麗珠燈として高専二年生2名が派遣され
麗珠燈
齢4歳の少女(後の五条 瑛蓮)を保護した後、術式により麗珠燈を殺害完了
瑛蓮(幼少期)
麗珠燈
麗珠燈
麗珠燈
瑛蓮(幼少期)
麗珠燈
悟(高専時代)
傑(高専時代)
傑(高専時代)
俺は傑と並びながら一般道を歩む。 ここら辺で最近巷を騒がしてる特級相当の術式を持つ呪詛師── 來呪 麗珠燈(らいじゅ りずと)の目撃情報があった
どうやら術式が厄介な上、快楽殺人犯的な側面があるらしく、流石に困った上が俺たちをご指名との事だ
悟(高専時代)
傑(高専時代)
傑(高専時代)
悟(高専時代)
傑(高専時代)
俺は補助監督に見せられた資料を思い出す
悟(高専時代)
傑(高専時代)
悟(高専時代)
傑(高専時代)
悟(高専時代)
俺と傑が手を組むんだ
負ける気は更々ないが、厄介には変わりなさそうで思わず口からため息が溢れた
悟(高専時代)
傑(高専時代)
俺は傑と目を合わせる。傑も気づいたらしい
悟(高専時代)
傑(高専時代)
俺と傑は呪力源に急いで向かう
悟(高専時代)
傑(高専時代)
ツンと鉄の匂いが鼻を掠める
悟(高専時代)
傑(高専時代)
俺たちは帳を下ろすこともせず家に踏み込んだ
家には鉄の、血の匂いが蔓延る
鼻を抜ける異常な程の血の匂いに顔をしかめる
悟(高専時代)
そんなことを言いながら傑に目をやると傑の眉間にも不機嫌そうな皺が寄っている
傑(高専時代)
そう言った傑の目は細められていた
俺は何となく居心地の悪さを感じて傑から視線を逸らした
悟(高専時代)
傑(高専時代)
足が滑り、足元に目を向けると目の前の扉の隙間から赤い生々しい血液が伝っている
悟(高専時代)
傑(高専時代)
俺と傑は目を見合せ、どちらともなく頷く
ガチャ
俺たちは一気に開けた扉の先に広がる光景は悲惨なものだった
麗珠燈
床には件の呪詛師
瑛蓮(幼少期)
そして、莫大な呪力が込められた普通の包丁を持つ薄藤の髪と青藍の瞳が特徴的な少女
悟(高専時代)
傑(高専時代)
少女はまだ年端もいかない、幼稚園児程度に見えた
少女の虚ろな瞳から涙の跡が伝っている
俺はただ少女を視界に収めるしか無かった
傑(高専時代)
傑の指先を見るとそこには
少女と同じ目の色をした男と同じ髪色の女の遺体だ
滅多刺しにされた痕が痛々しい
すぐに分かった
あの男女の遺体は少女の
悟(高専時代)
悟(高専時代)
傑(高専時代)
傑の瞳に影が落ちた
俺も同じ瞳をしてるだろう
傑(高専時代)
悟(高専時代)
俺はサングラスを外して少女を見つめる
悟(高専時代)
傑(高専時代)
悟(高専時代)
傑(高専時代)
悟(高専時代)
悟(高専時代)
俺の言葉を聞いて傑はジッと少女を見つめた
瑛蓮(幼少期)
悟(高専時代)
傑(高専時代)
傑(高専時代)
傑はゆっくり少女に近づき、手を肩に置いた
瑛蓮(幼少期)
瑛蓮(幼少期)
傑(高専時代)
傑(高専時代)
瑛蓮(幼少期)
傑(高専時代)
傑が手を広げると少女は覚束無い足取りで傑の基に恐る恐る歩いた
麗珠燈
瑛蓮(幼少期)
傑(高専時代)
悟(高専時代)
急に動き始めた麗珠燈に俺は舌打ちをする
悟(高専時代)
麗珠燈
瑛蓮(幼少期)
瑛蓮と呼ばれた少女は口をはくはくと動かす
麗珠燈
麗珠燈は少女の腕を引っ張り彼女の瞳を見つめた
麗珠燈
麗珠燈
傑(高専時代)
瑛蓮(幼少期)
傑(高専時代)
麗珠燈
瑛蓮(幼少期)
傑(高専時代)
少女は麗珠燈に包丁で斬り掛かる
悟(高専時代)
少女の持った莫大な呪力を纏った包丁は麗珠燈の急所を突いた
麗珠燈
そう言って死んでった麗珠燈はどこか満足そうな表情だった
傑(高専時代)
悟(高専時代)
瑛蓮(幼少期)
傑(高専時代)
傑が少女に目を合わせて落ち着かせるように頭を撫でる
少女は錯乱してるのか泣いている
傑(高専時代)
傑(高専時代)
傑はゆっくりと少女を抱き上げて、背中を優しく叩いた
傑(高専時代)
傑が頭を撫でると少女は少しずつ微睡みそのまま…
瑛蓮(幼少期)
寝た
傑(高専時代)
傑(高専時代)
悟(高専時代)
俺は既に死んでる麗珠燈に取り敢えず術式を軽く当てて俺の残穢で少女の残穢を上書きした
そして、俺たちは補助監督の元へ戻った
名前 五条 瑛蓮(4)
術式:吸呪 視界に入れた任意の相手の呪力を奪う。
身長・体重 100cm 13kg
誕生日 9月7日
特急相当呪詛師《來呪 麗珠燈》により実の家族と共に過ごしていた戸建てを襲撃され両親が死亡。対麗珠燈として派遣された高専二年生(五条悟・夏油傑)により保護。その後五条悟に引き取られ五条家に養子入りした。
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