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ち ょ っ と 見 る の 遅 れ ち ゃ っ た 、🥲 こ の 話 め た め た 面 白 い ! 僕 的 に 結 構 好 き な 感 じ だ な 🤔 続 き ま っ て ま す !!
背景良いのなかった
デビル・イノセント
デビル・イノセント
デビルはそう呟き、 ため息をついた。
デビル・イノセント。 100人目の被験者である__。
デビルは第三施設に収容されており、 被験者は皆檻に入れられる。
だが中は清潔、一応生活できる スペースはある。
jewelry conceptは第五施設まであり、各施設20人まで収容が可能である。
第一施設は、 もう直ぐ出ることの出来る被験者が 収容されている。
逆に、第五施設は 施設に入ったばかりの被験者、 危険な被験者が収容 されている___。
本来は20人まで入れられるのだが、第五施設は収容人数が多いため、 50人まで収容出来る 広さだ。
そして、今現在卒業した被験者は20人。そのため、 第一施設は空である。
現在デビルのいる施設は 第三施設。 という事は未だ卒業には程遠い__。
こんな生活に、未だいないと いけないのか。 そう考える時がある。
だが、暗い顔をしていたら卒業間際の被験者の顔になりそうで嫌だった。
だからデビルは他の誰よりも 元気かのように振舞った。 内心に、自分に嘘を着き___。
元気そうに見えるから誰も助けてくれやしない。 そんな生活が嫌だった。
たしかに、実験は辛い。
だがそれ以上に、 誰もこの生活から救ってくれないのが辛い
だから、心に介入され 傷つけられないように 元気を偽っている
それでも、彼女《デビル》の心に 介入してくるモノがいた。
それはデビルが睡眠につこうとしていた時だった
デビル・イノセント
急にデビルの体… 特に心臓付近がズキリと痛んだ。
電撃が心臓に直撃したのでは無いかと 思うほど、鋭く、痛んだ。
デビル・イノセント
デビル・イノセント
デビル・イノセント
取り敢えず報告しなければ。 早く苦しみから解放されたかった。
未来の苦しみより、 今の苦しみを優先し。
緊急ボタンを 押した___。
試験者
デビル・イノセント
デビル・イノセント
イラスト…MEA
もう、遅かった。 試験者が来るのも、緊急ボタンを 押すのも。
デビルは急に溢れ出た憎悪の眼を向けた。
そしてデビルが見た途端 試験者は___
グシャッ…
弾けた。 頭が。 弾けた。
まるで、シャボン玉を割ったかの ように______。
シャボン玉液が、 飛び散った。
そしてたちまち施設内は悪魔の闇に 染まった。
__これは事件となり、デビル・イノセントは賞金と共に、 被験者から指名手配犯となった。