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私の名前は長島涼香。
今ある遊園地に家族と来てるんだけど
正直あまり楽しくない。
なぜって?
それは最近
冷水夜月っていう
私の大好きなネットモと
縁を切られてしまったから。
ネットモが大好き?
気持ち悪っ
そう思うかも知れないけど
私と夜月は凄く仲が良かった。
家電を教えたり
聞いたり
LINEを交換したり
毎日三時間近く話したり
まるでリア友のように_
だけど、
近すぎてしまったのか
夜月に別れを告げられた。
「俺たち、ネットモだし
ここまで一緒にいちゃ
いけないんだよ、」
と。
凄く悲しかった。
約一年間
楽しかっただけだったのは
私だけだったの?
そう思ってしまった。
それから一週間
私はずっと
一人で泣いていた。
すると、そんな時
お母さんが
遊園地に行かない?
そう言いだした。
そして今に至る_
お化け屋敷
ジェットコースター
ゴーカート
コーヒーカップ
沢山の乗り物に乗った。
けど、やっぱり楽しくない。
いつもだったら楽しいのに…
家族より少し離れて
トボトボ歩いていたら
後ろから視線を感じた(?)
後ろを振り返り
視線の先をたどると
可愛い女の人と
目があった。
その人は
どこかで見たことのある
顔だった。
目が合うと
その女の人が
私のところへきて言った。
「少し時間良い?」
突然言われて驚いたけど
女の人は凄く不思議そうで
なにか私に聞いて
突き止めたさそうな
そんな顔していたので
「ちょっと待っててください…?」
と言って
お母さんに
「ちょっとトイレ行ってくる
LINEするから、先乗り物のところに
行ってて!」
そう言って 女の人の話を聞くことにした。
もちろん
初めて会った人だから
警戒して。
「あの…」
「あ。ごめんね!
突然話しかけちゃって!」
「いえ…
で…
なんのご用ですか…?」
「うん。
あのね!
あなた、昔の私に
凄く似てる!!」
「へ…?」
「あなたの家族もだけど、、
本当にそっくりなの!」
「いやいや…
私、お姉さんほど
可愛くないですよ…?
突然なに言ってるんですか…」
「えー?
私、可愛くないよ!?
それに
私、10年前にこの遊園地に
家族と来たことがあるんだけど
あなたと全く同じ格好を
してたもの!」
「…
それは…
偶然ですね…?」
「んんー
私、長島涼香って言うんだけど
あなたは?」
「!?
長島涼香って言うんですか!?」
「そうだよ!
って、まさか
あなたも…?」
「は、はい。
長島涼香って
いいます。」
「うっそ、まじか!」
「どういうことなんだろう…」
「んねー
おかしいよね!?
ちなみに、父親の名前は??」
「克昭です」
「嘘!?
一緒!!」
「え。?
じゃあお母さんの名前は…?」
「真美子だよ!」
「嘘…。
同じです。」
「まじで!?」
「妹の名前は…?」
「優花!」
「一緒だ…」
お姉さんと
私は
沢山のことが一致していた。
私が呆然としていると
お姉さんが
凄くかっこいい男の人を
連れてきた。
「ねぇ!聞いて!
ヤバイよ!」
お姉さんは
そのお兄さんに
この状況を全部話している
私はそのお兄さんの顔を
どこかで見たことがあった。
(もしかして…)
「夜月…さん
ですか…??」
!?
二人は
凄く驚いた顔でこっちを見た
「なんで俺の名前を…
知ってるんだ…?」
お兄さん(夜月?)がそう言った。
「やっぱりこの子、
小さな頃の私なんだよ!!」
お姉さん(私?)が
興奮した感じに言った。
ちなみに、私は
LINEで夜月の顔を見たことが
あったので
知っていた。
それを二人に告げると
お兄さん(夜月?)さんが言った。
「こんなことって
ありえるのか…?」
私が知っている夜月は
凄く頭の回転が早い
頭の良いやつだったから
もし、未来の夜月なら
変わってないのかな。?
「知らないけど
私とこの子、
同じすぎるでしょ!」
「そうだけど…
あ。」
「?」
「君さ、スマホを少し
見せてもらっても良い?」
「え、あ。
別にいいですよ?」
「ありがとう。」
!?
私のスマホにある年と
お姉さん(私?)のスマホにある年が
十年も違っていた。
「いやいやいや
え?
おかしくね?笑」
「おかしい…です。」
「かなりおかしい!!」
「ねぇ、今そっちって何年なの?」
「2018年です」
「ふぇ!?
こっち、2028年だよ!」
「…なぜ?」
「え、じゃあ…」
「どういう…ことなんだ…?」
お兄さん(夜月?)が考えている。
そして
「いっかい、涼香に自分の周りの
風景を送ってもらっていい?」
そう、私に聞いてきた。
「わかりました。」
涼香
.゚+.涼香+.゚
(目の前にお姉さんたちはいるのに)
(見えてる風景がちがう…?)
「信じられたいことだが…
今俺たちは
俺たちだけ
過去の涼香が見えてる…と。」
「私だけ
未来の私たちが見えてる…。」
「じゃ、
じゃあ、
他の人からは
ただの誰もいないところに
話しかけてる
頭のおかしいやつ、、
って思われてるってこと?笑」
「そう…なるな。」
「こんなにリアルなのに!?」
「ああ。
なぜこうなったかは
わからないが…。」
「多分…」
「ん?
私が夜月ことで
落ち込んでたから…
じゃないでしょうか…ね?」
「あれ?」
「確か…
私がそれくらいの年の時も
夜月と縁切った!!」
「ああ。
あれかー
なつかしいな。
けど
あれが原因なのか?」
「わからない…
ですけど…
ていうか
私と夜月って
仲直り出来たんですね!」
「そうなんだよ~
こんなことが
あってね!
夜月g…」
「涼香。
黙れ」
「すすすすみません。」
「よろしい
ていうかそもそも
未来のこと
過去の人に教えちゃダメだろ」
「あ、そうだった!」
「このバカ野郎。」
「ごめんなさ~い
でもね、過去涼」
「へ?
私…?笑」
「うん
あなた笑」
「なーに?」
「今は辛いかも知れないけど
いつか必ず
幸せがやってくる。
だから…
色々諦めないで
頑張って!」
「…
わかった。
私頑張る!!」
「今の私
超幸せだから
私みたいになるのよ?笑」
「はい!笑」
「じゃあ…
凄く不思議なことで
まだ実感も沸かないけど
お母さんとか
心配してるだろうから
もうお別れ。」
「うん…
あの…
LINEは…
このままに
しといても…
良いですか…?」
「あ。
全然良いよ!
また話せると良いね!」
「はい!」
「じゃあ…
またね!」
「またな!」
「さようなら_」
「ねぇ、夜月。」
「ん?」
「疑問に思ったんだけど…」
「おう」
「私があれくらいの
年の頃の時は
未来の私、
こなかったのかな。?」
「あー。
確かにな。」
「もし、来てたら
そんな衝撃的なこと
いくら私でも
覚えてるよ…?」
「本当だ。
そう考えると
おかしいな。」
「んね
あ。
今度はなんだ?
過去涼とのLINEが
消えてる…」
「へ?
なんだって!?」
「履歴もないし
アカウントも入ってないよ…?」
「どれ!
見せてみろ!!」
「…」
「本当だ。」
「なんで。?」
…
「わかった…」
「え。
何!?」
「きっと…
今の涼香もこういう経験
過去にしてるよ」
「へ?
でも
記憶に…
はっ。
そういうことか。」
「ああ、
気がついたか、」
「うん
話した記憶ごと
消えちゃうってこと?」
「そういうこと。」
「じゃあ…
今回話せたのって
あんまり意味がないってこと?」
「そうでもなかったんじゃないか?」
「なんで?」
「だって
今、俺と涼香が
一緒にいれてるってことは
過去の涼香は
記憶さえ消えてるかも
しれないけど
未来の涼香がいったことを
生かせてるって
ことだろ?
だから
意味はあったんだよ」
「夜月…
たまにはいいこと言うね!」
「いつもいいこといってるだろ!」
「たまにだよ~笑」
ママ
ママ
未来の二人と別れ
驚きすぎて
ボーッとしていたら
お母さんから
LINEが来た。
いっけない!
急がないと!!
涼香
涼香
「遅かったじゃない!」
すぐ着くなりお母さんに叱られた。
「ごめんなさぁーい」
素直に謝ると
「なに?
なんかいいことあったの?」
そう聞かれた。
(勘が良さすぎるでしょ!)
「なんで~?」
「なんか、ニコニコしてるわよ」
「フフフ、
わかる?」
「気持ち悪いなぁ
さっさと教えなさいよ!」
「あのね…」
(…あれ?)
(なにがあったんだっけ?)
(トイレでなにかあったんだっけ?)
(思い出せない。)
…
「忘れた。」
「ズコーッ
何よ
もったいぶっといて
忘れたって!笑」
「本当に思い出せないんだよ!」
「そんなに言いたくないのね
ならいいわ
早くこれ乗りましょう!」
「はぁーい」
さっきの時間、なにしてたんだっけ?
凄く嬉しいことがあったような
気がする
のは、気のせいか。
けど、心が軽い!
乗り物、いっぱい
たのしもーっと!
fin
_________________
どうも
筆者のmoonです
今回の
「未来の私と過去の私」
楽しんで頂けたでしょうか?
この話は
半分本当のお話で
私にはこの主人公と同様
ネットモの親友がいたんです。
けれど、やっぱり
関係が築いていけず
崩れていってしまい
しばらく話せていません。
そんな中、
思い浮かんだのが
この話だったんです。
そしてもしかしたら、
皆さんも記憶が消されていて
覚えていないだけで
未来のあなたが1回でも
会いに来ているかもしれませんね
ここまで読んでくださり
本当にありがとうございました。
良かったら
👍イイネ
押していただけると
嬉しいです。
では、またどこかでお会いしましょう
。・゚・See you next time.・゚・。