甘い嘘。

緑黄 既に付き合ってる

エイプリルフールもどきストーリー

前半と後半に分けて投稿します

いきなり家に押しかけてきたかと思えば、特に何か話すわけでもなくずっと唸っているみこと。

ずっとこの状態が続くのはこちらも気分が悪いので、要件を聞いてみる。

みことの様子を見る限り何か悩み事があるとしか思えないので、" 悩み事でもあるんか "と解いてみる。

いつもフワフワしているみことの悩みなんて、どんな深刻なものだろうと少し心配になり

相談内容を聞いてみると。

そもそも今日が何日なのかも分からないので、スマホを開いて今日が何日なのかを確認する。

確認したところ今日は3月31日。

ということは明日は......

明日がエイプリルフールだからなんだと言うのか、全然みことの言いたいことが見えない。

いきなり始まった彼氏の惚気祭りを聞いて、なんだこいつと思ったが

まだ顔色は曇ったままなので、一応最後まで聞いてみる。

なんとなくみことの悩みがわかった気がして、確信をつくために１個質問を投げてみる。

手伝ってやりたい気持ちは山々だが、あいにく俺は恋愛相談にのるのは得意ではないので頭を抱えた。

まさかの失敗の前例があるらしい。

みことは恥ずかしがってそういうことはあまりしないのかと思っていたので、少しびっくり。

なんかここまで来ると楽しくなってきて、聖人さん達の惚気話を聞き出してみることにした。

ぎゅ（上乗

思い返して恥ずかしかったのか、みことの顔は真っ赤。

隙あらば惚気やがって、、

ガチ幸せそうすぎて腹立つわ。

みことから帰ってきた回答は、予想通りの回答。

俺がすぐに思いついたのは、エイプリルフールでありがちな" 別れて欲しい "って嘘つくやつ。

でもそんなことしたらすちが暴走する予感がするので、これは却下。

みことでも吐けそうな嘘...

P.S. 緑黄がぎゅうしてるところを書きたかっただけです。