一覧ページ

恋愛短編集

第1話 - 私の行く先は。

2025年05月12日

#れんあい

#おりきゃら注意

澪（ﾐｵ）

私の行く先は。

志原ちさ

名前→志原ちさ
ｼﾊﾗ
年齢→16（高一）
性格→男女関係なく優しい、基本静か

志原ちさ

「ん…もう朝か…」

志原ちさ

「ﾌﾜｧねむ…」

朝6時　起床

志原ちさ

「おはよ、お母さん。」

お母さん

おはよう、もう朝ごはんできてるから食べてねﾆｺｯ

志原ちさ

「うん。」

6時10分　朝ごはん

志原ちさ

「ごちそうさま。」

志原ちさ

「学校行ってくる。」

お母さん

いってらっしゃい。気をつけてねﾆｺｯ

志原ちさ

「うん。」

お母さん

わかってる、わかってるよ。

お母さん

ちさはもう…

翠埼愛奈

あ！おっはよー！ちさー！

志原ちさ

「おはよ、愛奈。」

翠埼愛奈

え、てか今日小テストだよねー？

志原ちさ

「うん。」

翠埼愛奈

最悪～、なんも勉強してないしー…

6時30分　友達の愛奈と合流

子供

ねーねー！あのお姉さん誰としゃべってるの？

母親

ちょっと○○！

母親

あの子はきっと自分の中で誰かとしゃべってるのよ！

子供

なにそれー！変なの～！

翠埼愛奈

！ッ__

翠埼愛奈

行こ。ちさ

志原ちさ

「？うん」

志原ちさ

「～～？～～。」

翠埼愛奈

～～～！

生徒（男）

おい！愛奈！

翠埼愛奈

んー？

生徒（男）

さっきからお前『誰としゃべってんの？』

翠埼愛奈

さぁ誰だろうね。

志原ちさ

「愛奈？」

生徒（男）

は？お前まじでどうした？病院行った方がいいんじゃね？w

翠埼愛奈

はやく行こ。ちさ

志原ちさ

「うん。」

生徒（男）

あいつおかしくね？

生徒（男）

なーw

翠埼愛奈

ッ__ﾄｺﾄｺ

8時　授業開始

志原ちさ

「先生、ここわかんないんですけど…」

先生

では、次の問題なー、ここ、んじゃあ松田！

志原ちさ

「先生？あの～」

松田

はー？わかりませーん！

先生

はい、成績1なー、

松田

はぁ！？授業受けてるだろ！

生徒（男）

www

生徒（男）

成績1はやばいってw

志原ちさ

「明らかに無視じゃん…しかもみんなも…」

志原ちさ

「まるで私が見えてないみたいに」

志原ちさ

「ただいま。ってお母さん…？」

お母さん

ごめん、ごめん。ちさ。私、現実を受け入れられないみたい。

お母さん

今でもあなたが見えるの。毎日毎日あなたが変わらず学校に行くの。

志原ちさ

「お母さん？ってなにこれ…」

志原ちさ

「私の写真？それに仏像…？」

お母さん

ちさ…？

志原ちさ

「お母さん、これなに？私、死んでなんていないよ…？」

お母さん

！ッそうね。

お母さん

お母さん、ちょっと散歩に行ってくるわね。

志原ちさ

「…うん。いってらっしゃい」

志原ちさ

「お母さん、どうしちゃったんだろ」

夕方5時　久々に海に来た

志原ちさ

「やっぱいつ見てもきれいだな…」

志原ちさ

「音もいつも通り、落ち着く音…。」

朝凪玲央

…ちさ………？

志原ちさ

「玲央、海来てたんだ。」

朝凪玲央

え……？ほんとにちさなの………？

志原ちさ

「うん。志原ちさ。」

朝凪玲央

死んだんじゃないの……？

朝凪玲央

あの日、交通事故で……

志原ちさ

「え？私、生きてるよ？」

朝凪玲央

…それじゃあ僕の話、聞いてくれる？

志原ちさ

「？うん。」

朝凪玲央

ある日、幼馴染の女の子に告白されたんだ。でも、その子は返事はいつでもいい。って

志原ちさ

「玲央に私以外の幼馴染いたんだ」

朝凪玲央

ッそれで返事をしようと思った次の日に彼女は交通事故で亡くなった。

志原ちさ

「え…」

朝凪玲央

その彼女が今、僕の目の前で僕の話を聞いてる。

志原ちさ

「…？」

朝凪玲央

ちさ、君はあの日に亡くなった。

朝凪玲央

今、こうして僕の目の前に来た理由は君が告白の返事を聞きたかったから。とか、僕は考えてる。

志原ちさ

「告白の、返事…」

志原ちさ

（全部思い出した。私、交通事故にあったんだ。それで好きだった玲央に前日に告白してた…。）

朝凪玲央

……好きだよ。ちさ。僕も好き。

志原ちさ

「え…」

志原ちさ

「ほんとに…？」

朝凪玲央

うん。君がこの世で一番好き。ﾆｺｯ

朝凪玲央

だから、これからも一生愛し続ける

志原ちさ

「ッﾎﾟﾛﾎﾟﾛ」

志原ちさ

「私、玲央の彼女になっていい？」

朝凪玲央

うん。むしろなって。ﾆｺｯ

志原ちさ

「ﾆｺｯうれしいなぁ…」

朝凪玲央

！ちさ、消えてきてる…

志原ちさ

「あー、もう時間みたいだね。ﾆｺｯ」

志原ちさ

「神様がほんの少しだけ、私たちに時間をくれたんだねﾆｺｯ」

朝凪玲央

やだ、やだ！もっと僕の隣に居てよ！笑っててよ…

志原ちさ

「バイバイ、玲央。ずっと応援してるからねﾆｺｯ」

朝凪玲央

ちさ、やだ！やだ！消えないで…！ちさ、ちさ

朝凪玲央

いやぁー！！！！！

朝凪玲央

ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

この作品はいかがでしたか？

0件

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう！

澪（ﾐｵ）

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

恋愛短編集

第1話 - 私の行く先は。

作者の他の作品すべて見る

#れんあいの新着小説
一覧

関連するタグ

恋愛短編集

第1話 - 私の行く先は。

作者の他の作品すべて見る

#れんあいの新着小説一覧

関連するタグ

#れんあいの新着小説
一覧