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これは とある 鬼殺隊の お話である。
決して 悪い話 ではない。
炭焼きの 少年が 鬼殺隊の 仲間になり、
癸 (みずのと) から 甲 (きのえ)
まで 上り詰めて 柱 になった。
そんな 彼の 日々の お話である。 はずだったんだ。
“彼”の名は 竈門 炭治郎
鬼になった 妹を 連れた 鬼殺隊。
勿論 当時の 柱にも 1目を 置かれていた。
妹は 人間に 戻ることが できた。 こんな 数々の 困難を 乗り越えた。
鬼殺隊の 最大の “敵” 鬼舞辻 無惨
奴を 倒した。
はずだった。
まさか 生きていたなんて 誰も 思っても いなかった。
そして まさか 炭治郎が ―― になってる なんて 思ってもいなかった。
僕は 我妻 善逸
僕は 聞こえたんだ。
炭治郎から 鬼の音が、 禰豆子ちゃんが 鬼の時と 同じ音が。
あの 最後となる はずの 鬼舞辻との 戦いでは
僕は 最後の 2人まで 耐えてたから。 全部見て 聞いてたから 分かる。 炭治郎以外 僕も含めて 全員気絶 したんだ。
炭治郎は 多分 その時に 交渉したんだろう。
「鬼になる」 代わりに 「全員を助けろ」
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